会 期 |
令和5年4月19日(水)~7月18日(火)
*会期中休館 5月22日(月)~31日(水) |
場 所 |
別館旧密田家土蔵1階 展示室 (売薬資料館内) |
開館時間 |
午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで) |
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富山の売薬さんは、得意先に薬を配置販売する際に、江戸後期より土産・進物類も配っていました。江戸期を代表する土産品の版画には、歴史上の偉人や故事などから道徳や教訓を学び取れるような図柄がみられます。明治期以降は、喰い合わせ表などが印刷された、薬の宣伝チラシも配られるようになりました。昭和戦後期には、「人生の知恵」「先哲の言葉」といった格言シリーズのチラシも多くみられます。
売薬さんは販売する薬によって得意先の健康を支えるだけでなく、版画やチラシ類によってよりよく生きるための「教え」となる情報や言葉を送っていました。得意先の人々も、それらを参考にし、時には助けられ励まされることもあったでしょう。本展では売薬さんが得意先に伝えた「教え」を、版画やチラシからご紹介します。
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売薬版画「商人は利を細ふして…」
(江戸末~明治初期) |
「人の道」
カゼゴールドほか薬チラシ(部分)
多賀薬品商会 |
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チラシ |