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 陶芸館企画展 「やきものの“白”を楽しむ」



会   期



令和元年8月21日(水)~ 11月13日(水) 
会期中無休

 学芸員によるギャラリートーク
8月31日(土)、9月21日(土)、10月12日(土)、11月2日(土)
午後2時~(30分程度)入館料のみ必要、申込不要

開館時間 午前9時 ~ 午後5時 (入館は午後4時半まで)

 白い器へのあこがれは洋の東西を問わず古くから見られました。白く艶やかで堅牢な白磁がその最たるものですが、日本では朝鮮や中国からの技術の導入と原料となる陶石の発見によって、1600年代初頭に佐賀県の有田で初めて焼かれました。しかし、庶民が白磁を日常の器として使い始めたのは、それからずっと後のことです。1800年代になってようやく京焼や瀬戸焼、九谷焼などでも作られるようになりますが、それは陶石を入手できる窯場に限られていました。
 一方、磁器の原料や焼成技術を持たなかった多くの地域では、陶器質の有色の胎土(たいど)全体を白釉や白化粧(しろげしょう)で覆った器が焼かれ、また白泥(はくでい)を装飾的に用いた「刷毛目(はけめ)」「(しのぎ)」「()(おと)し」「象嵌(ぞうがん)」「飛鉋(とびかんな)」、白泥の下地をキャンバスとして絵を加えた「鉄絵」「染付(そめつけ)」、白地に色釉を重ねて鮮やかさを求めたものなど、白磁とは別の白を生かした多くの器が作られました。さらに、それらの技法は現代作家の表現方法としても受け継がれています。
 本展では器の“白”をテーマに館蔵品約100点を展示します。陶工や作家たちが白に込めた様々な思いや工夫を探り、楽しむ機会となれば幸いです。

白磁平皿
柏木千繪
(長野) 平成
糠釉鎬皿
生田和孝
丹波(兵庫) 昭和
 
白釉墨流大皿
市野茂良
丹波(兵庫) 昭和
地釉象嵌縄文角皿
島岡達三
益子(栃木) 昭和
掻落耳付楕円鉢
山本教行
岩井窯(鳥取)
     
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  チラシ JPEG
 陶芸館外観

※ 陶芸館については、陶芸館ページでも紹介しています。


その他展示     その他の企画展

交通ご案内 車     /  JR富山駅から約10分、富山IC・富山西ICから約20分
           駐車場無料
バス    /  地鉄バス富山駅前⑦乗り場から
           呉羽山老人センター行き富山市民俗民芸村下車すぐ
           または新桜谷町行き安養坊下車 徒歩 5分
市内周遊     富山駅前②のりば乗車
ぐるっとBUS/    北西回りルート民俗民芸村下車
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