富山市考古資料館が建つ富山市民俗民芸村には、日本海側北東限の横穴墓となる番神山横穴墓群(6世紀後葉~7世紀後葉)が所在します。
考古資料館では昭和期に発見された土器や鉄器、人骨を常設展示し、遺跡の概要を紹介してきました。
令和2・3年度には新たに発掘調査が行われ、横穴墓群の様相がさらに明らかになってきました。本展では、近年の番神山横穴墓群の発掘調査成果を踏まえ、県内の発掘調査事例との比較から、奥深い「横穴墓の世界」の一端を紹介します。
本展が、ふるさとの歴史や当時の人びとの観念などに思いを巡らせる機会となれば幸いです。
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B9号墓の出土遺物 |
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B9号墓の馬具出土状況 |
B9号墓の玄室遺物出土状況 |
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考古資料館企画展 関連行事 |
●記念講演会
第1回 「横穴墓の世界 -7世紀のとやまを探る-」
日時:7月31日(日) 13:30~15:30
講師:大野 究氏(氷見市立博物館館長) |
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第2回 「呉羽山の地質と番神山横穴墓群」
日時:9月17日(土) 13:30~15:30
講師:吉岡 翼(富山市科学博物館学芸員) |
第3回 「番神山横穴墓群の最新!発掘調査成果」
日時:10月15日(土) 13:30~15:30
講師:野垣 好史(富山市埋蔵文化財センター主査学芸員) |
いずれも富山市民俗民芸村管理センター講座室(申込不要、無料) |
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チラシ(JPEG)
表(783KB) 裏(407KB) |
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考古資料館外観 |
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※ 考古資料館については、考古資料館ページでも紹介しています。
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