会 期 |
平成30年10月6日(土)~11月25日(日) 会期中無休 |
展示解説会 |
10月6日(土)、11月11日(日) 13:30~(申込不要、要観覧料) |
特別記念講演会 |
10月27日(土) 13:30~15:00 |
開館時間 |
午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで) |
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江戸時代 越中国の薬草調査は、主に加賀藩によって行われていました。富山藩では、10代藩主前田利保によって藩内の薬草が精力的に採集・調査され、一部栽培もされていました。売薬業に必要なほどの薬草の大量生産には結びつきませんでしたが、この利保の調査研究の成果は著作物や記録に多く残されており、富山藩で採集できた薬草の一端を知ることができます。
今回の展示では、富山藩の薬草・植物画や資料を、利保の著書を中心にご紹介します。
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「越中婦負郡田中郷下之名採品図・
富山近郊採品写生図」より 部分
富山藩10代藩主前田利保 編
(株式会社廣貫堂 廣貫堂資料館 所蔵)
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『草木錦葉集』より
水野忠暁 著、大岡雲峰・関根雲停 写生
(富山県中央植物園 所蔵)
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特別展記念講演会
「関根雲停の植物画-雲停を愛した前田利保と牧野富太郎」
講師 田中 純子氏 (練馬区立牧野記念庭園記念館 学芸委員)
日 時 |
平成30年10月27日 13:30~15:00 |
場 所 |
民俗民芸村管理センター講座室
講演会の後、売薬資料館にて展示解説会 |
料 金 |
無料 |
内 容 |
富山藩10代藩主前田利保は本草学(博物学)に熱心で、江戸では研究サークルと言える「赭鞭会」を開催しています。この会に参加し、利保公に江戸で重用されていた絵師が関根雲停です。富山では雲停の資料はほぼ残っておらず、画業もあまり知られていないようです。よって利保公と深いつながりのあった雲停の植物画をご紹介していただきます。また雲停の植物画を多く所蔵し、その才能を高く評価していた近現代の植物学者
牧野富太郎との関連もお話していただきます。
(展示では写真パネルで雲停の植物画を展示します。)
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チラシ

表JPEG(1527KB) 裏JPEG(573KB) |