令和7年7月2日(水)と7月9日(水)の2回にわたり、教員を目指す富山大学教育学部の1年生3人が、安田城をテーマとした授業を行いました。
授業には、富山市立朝日小学校の6年生15人が参加しました。 |
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●7月2日(水) 安田城での現地学習 |
学生と児童は、3班に分かれて安田城跡の見どころポイントをまわりました。 |
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野外模型の大型地図では、安田城と富山城・白鳥城・大がけ城などの関連する城との位置関係を確認しました。城だけでなく、自分たちの小学校や自宅がある場所を探して、安田城跡からどの位離れているのかを確認している班もありました。
本丸前の木橋では、ここだけが土橋ではなく木橋とされた理由について、いざという時に本丸を守るため、壊して時間稼ぎをするためなどの解説を受けました。 |
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本丸では、高さのある土塁にのぼったり、土塁の断面を観察したりして、城を守るための工夫について学びました。
その他、現在行われている安田城跡再整備事業では、堀に溜まったスイレン由来の泥の除去が進められていることや、再整備ではカキツバタを堀に植える予定であることなどについて説明がありました。
学生は児童に分かりやすい言葉で説明をしたり、質問したりして、楽しい雰囲気で授業が行われました。 |
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●7月9日(水) 朝日小学校での授業 |
安田城跡の現地学習で学んだことを、学生のサポートを受けながら、班ごとにマップにまとめました。 |
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完成後、他の班のマップを見てまわり、地元の歴史遺産である安田城についてさらに学びを深めました。
授業を通して、児童は身近な歴史遺産である安田城跡の魅力を再発見したようでした。 |
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※完成したマップを安田城跡資料館の2階に展示しています。
展示期間(予定):令和7年7月19日(火)〜8月31日(日)
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