江戸時代、人々の旅とは主に街道を歩くことでした。当時の陸上交通路は、江戸幕府のもとで五街道(東海道・中仙道・日光街道・奥州街道・甲州街道)を中心として全国に張りめぐらされていました。そして、現在の富山県、当時の越中国にも主要街道として、北陸道が東西を結んでいたのです。
本展は、この北陸道について富山藩領部分の道筋を紹介するものです。その中でも、特に富山城下の道筋、神通川船橋、呉羽山越えという、三つのポイントに焦点を当てるとともに、当時の旅人の眼に富山の地はどのように映ったのかということも見てみます。
そして、現在も残る往時のルートをたどることにより、北陸道沿いに眠る歴史を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
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展示室内の「リアルタイム富山城」コーナーでは、特別展関連企画として「源平争乱と越中−義仲軍が駆けぬけた北陸道」と「発掘された近世北陸道!」を展示中です。 |

チラシ(表) / チラシ(裏) |

会期 平成23年9月17日(土)〜11月13日(日) 会期中無休
入館料 一般300円(240円)、小中学生150円(120円) ( )内は20名以上の団体料金
※土・日曜、祝日は中学生以下無料
※常設展示もご覧いただけます。 |

展示解説会 9月25日(日)、10月9日(日)、11月6日(日) 各日 午後2時より
場所 郷土博物館 展示室
※申込不要・参加無料(入館料が必要です)
>>展示解説会の様子はこちら
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現地解説会〜船橋を渡り、呉羽山を越える〜 終了しました
富山城址から船橋跡を通って、呉羽山を越えるまで、学芸員による歴史解説を聞きながら、旧北陸道をたどります(約5km)。
日時:10月23日(日)9:00〜12:00
定員:50人(応募多数の場合抽選)
申込方法:10月7日(金)(消印有効)までに、往復ハガキで、郵便番号、住所、氏名、年齢、
電話番号を、郷土博物館(〒930-0081 本丸1-62)へ。
>>現地解説会の様子はこちら |

「街道を歩く」展をより楽しむ
特別公開講座「北陸街道の変遷−富山藩領−」 終了しました
特別展のポイントを当館学芸員が分かりやすく紹介します。
日時:10月2日(日)午後1時30分〜3時30分
会場:富山市民プラザ3階 AVスタジオ ※南側のエレベーターをご利用ください。
講師:当館学芸員
定員:先着80名(事前申込不要)
参加費:無料
>>特別公開講座の様子はこちら
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展覧会図録
A5判 64ページ(内カラー40ページ) |
序章 北陸道の現在
第1章 富山藩領の北陸道
第2章 富山城下を歩く
第3章 神通川船橋を渡る
第4章 呉羽山を越える
終章 旅はつづく
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郵送での購入方法はこちらをご覧ください → 郷土博物館出版物案内 |
郷土博物館 常設展示
「富山城ものがたり」
展示室では、戦国時代に築城されてから、明治の廃城以後の城跡の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。 |
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9月17日より、リアルタイム富山城コーナーでは特別展の関連企画として「源平争乱と越中−義仲軍が駆けぬけた北陸道」と「発掘された近世北陸道!」を(11月13日まで)、中世城館の出土品コーナーでは「小出城-出土漆器に施された紋様」を展示中です。 |
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