前田利次は、加賀藩三代藩主前田利常と江戸幕府二代将軍徳川秀忠の娘珠の次男として、金沢で誕生しました。寛永16年(1639)、父利常の隠居に伴ない、加賀本藩より10万石を分け与えられて、富山藩初代藩主となります。藩主就任後は、富山城と城下町の整備を行うなど、その後200年以上にわたる藩政の基礎を作り上げました。しかし、利次はこれまで研究対象として取り上げられることも少なく、また肖像画も伝わっていないため、その人物像については、未だ不明な点が多く残されています。
昨年は、利次没後350年の節目の年でした。これを機会に、本展では利次が藩主として、どのような藩づくり、町づくりを目指したのか、その実態に迫ります。この展示を通して、利次の生涯や事績をより深く知っていただくきっかけになれば幸いです。
第1章 部屋住から「百塚侍従」
第2章 初代藩主としての治世
第3章 利次の最後、長岡御廟の建設
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会期 令和7年2月8日(土)~令和7年4月20日(日)
会期中の休館日 3月12日(水)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 2月15日(土)、3月15日(土)、4月20日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏

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