武士は、敵を攻撃し、また身を守るための道具として、様々な武具を用いました。そして、いつの時代も武具に実用品としての機能性はもちろん、見た目の美しさも求めたのです。自らの武具に家紋や装飾を施し、他者との区別をつけることは、武士としての権力を誇示するための一手段であったのでしょう。
さらに江戸時代になり、戦のない泰平の世が訪れると、武具は実用品から家格を示す道具となっていき、より一層美しさや豪華さが追及され、様々な装飾で彩られた芸術的な品々が製作されました。ここ富山の地においても、各家の家紋や流行、四季などを織り込んだ様々な模様をあしらった武具が今日に伝わっています。
本展では、当館で所蔵する富山ゆかりの武具をご紹介します。江戸時代の武士たちの美意識と武具の装飾に込められた想いを是非ご堪能ください。
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会期 令和6年7月6日(土)~9月29日(日)
会期中の休館日 7月17日(水)、9月11日(月)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 7月27日(土)、8月17日(土)、9月29日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏
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