富山の本屋の世界はこんなに面白い!
江戸時代、商業出版が成立すると多くの書籍が商品として流通するようになり、人々の生活や社会に大きな影響を与えるようになりました。書籍は多くの場合、本屋が商売として出版、販売したものであり、本屋の商圏となった地域には、それらを受容する文化が根付いていたこと、さらには、地域に学術・文化、あるいは産業などの情報が集積していることを示しています。まさに、江戸時代の地方出版とそれを担った本屋を探ることは、地方文化を知る上で重要なこととなっているのです。
では、江戸時代の富山町では、どのような書籍が本屋によって出版され、あるいは流通していたのでしょうか。また、それらにはどんな特色があったのでしょうか。
本展は、「富山の本屋」が出版した、あるいは出版に関わった「富山の書籍」を通して、江戸時代の本屋の活動を概観してみます。あわせて、富山の人々と書籍の関わりを探るとともに、当時の人々の学問や文化の一端を紹介します。
第1部 富山の本屋いろいろ
・其の一 富山で書籍の出版が始まった
・其の二 富山の「本屋」の成長と展開
・其の三 幕末富山の出版ブームと本屋
・其の四 本屋の盛衰-紅屋の閉店
・其の五 新しい時代へ
第2部 富山の書籍いろいろ
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会期 令和元年10月5日(土)~11月24日(日) 会期中無休
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人400円(320円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 10月12日(土)、11月9日(土)、11月24日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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展示をより楽しむための特別公開講座
日時 10月26日(土) 午後2時から3時30分まで
場所 富山市民プラザ 3階AVスタジオ(富山市大手町)
会場へのアクセスマップ(別ウインドウで開きます)
申込不要・参加費無料
定員 先着80名
講師 坂森幹浩(当館館長)
担当学芸員が、展覧会で紹介できなかった内容も織り交ぜて、江戸時代の本屋の活動について解説します。
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チラシ表 / チラシ裏
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展覧会図録
定価 1,000円 A4版 64頁(内、カラー40頁)
●郵送でのご注文方法
図録代金 1,000円(現金書留)
送料 310円(切手)
図録名と送り先のメモ
以上を当館宛てにご郵送ください。到着次第、図録をお送りいたします(到着後、1週間以内に発送いたします)。
〒930-0081 富山市本丸1-62 富山市郷土博物館 宛
本展以外の図録はこちらをご覧ください。 → 郷土博物館出版物案内
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