![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
富山市天文台 |
上の写真は呉羽山上にある富山市天文台です。この天文台は昭和31年に火星の大接近を機に開設されました。開設当時は国産最大だった口径40cmの反射望遠鏡を備えています。 施設や機器の老朽化や、町明かりのために空の様子がわかりにくいなどの理由から、古洞の森地域に新築移転することになりました。 さて、この天文台と博覧会、いったいどういう関係があるのでしょうか?写真を順に追いながら見てみましょう! |
![]() |
昭和29年に開催された富山産業大博覧会!この展示館の中に「天体の変化館」があるのをご存じですか?すべてはここから始まったのです… |
右の写真は「天体の変化館」です。現在の城址公園の富山美術館<現佐藤記念美術館>の前辺りに設置され、天体写真や気象観測機械などが展示されていました。そして展示館の横の石垣上にはドームが設けられ、中には当時としては全国有数の天体望遠鏡が設置されていました。たくさんの観覧者が訪れ、望遠鏡を覗きこんだのです。 | ![]() |
天体の変化館 |
![]() |
![]() |
![]() |
ドーム | ||
前市庁舎 |
博覧会終了後、「天体の変化館」は取り壊されました。しかしドームと望遠鏡は残ったのです。上の写真は博覧会中に展示館としても使用され、博覧会後竣工した市庁舎です。屋上の端にドームが見えませんか?ドームは望遠鏡とともに市庁舎屋上へ引っ越したのです。博覧会の企画をした商工課が引き続き管理していました。この間は市民には開放されてはいませんでした。 |
![]() |
そして昭和31年、呉羽山に天文台を開設することになり、望遠鏡はまたまた引っ越したのです。それが現在の富山市天文台にある望遠鏡なのです。左の写真は天文台で望遠鏡を覗く学生たちです。天文台は長く市民に親しまれ、天文の研究・普及に大きく寄与してきました。 |
天文台の望遠鏡 |
富山発展の節目となった富山産業大博覧会以来40年余り、富山の地から宇宙を眺め続けてきた望遠鏡は、今その役目を終えようとしています。 |
天文台は、平成9年に新築移転しました。 |
←博物館だよりINDEXへ戻る | (記:河西奈津子) ▲UP |