「富山城の遺構の一部が、市の発展のために破壊されたことは止むを得ないことである。しかし、これからは破壊の時代ではなく、史蹟保存の時代である。富山市発展の歴史を物語る唯一の遺構として、現在以上の破壊をすべきではないと信じる。」といっているのです。このほか、「都市計画においては、経済的・物理的・社会的方面だけではなく、精神的文明や史蹟の保存に関しても注意しなければならない。」とも言っています。城址保存に対する思いが、言葉を変えつつ何度も繰り返されているのです。
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富山駅と大手通りを直線で結ぶと、城址の中心を横切ります。 |
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