昭和20年8月2日、富山の街は空襲のため焦土と化しました。まもなく終戦をむかえると、全国に先駆けて戦災復興計画が策定されます。その後、計画に基づき市街地の復興が進められていくこととなったのです。
昭和26年になると博覧会開催の機運が高まり、その結果、都市計画事業の完了が予定されていた同29年に開催されることが決定しました。会場は、市役所敷地を含む城址公園一帯です。博覧会の開催は都市計画事業の進展を促し、また富山市役所、富山市公会堂、そして富山城天守閣(現郷土博物館)が新たに建設されたのです。富山産業大博覧会は、復興した富山の姿を全国に示すとともに、その名の通り、電気を中心とする産業をアピールする場となりました。この博覧会は、富山市が復興にピリオドを打ち、さらなる発展へと進む転換点となったのです。
本展では、開催からちょうど70年を迎える節目に合わせて、本博覧会について紹介します。
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博覧会開催決定
進む博覧会準備
博覧会の開催
博覧会の終幕~新たな富山市へ |

会期 令和6年4月27日(土)~6月30日(日)
会期中の休館日 5月8日(水)、5月27日(月)~6月2日(日)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 5月12日(日)、6月8日(土)、6月30日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏

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富山博開催の翌年、その効果を継続させるべく開催されたチンドンコンクールの歴史を紹介するテーマ展も同時開催しています。
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