明治時代後期から大正時代にかけて、富山県は何人も幕内力士を輩出する相撲大国でした。特に梅ヶ谷と太刀山の二大横綱は、歴史に名を残す名力士で、いずれも現在の富山市の出身です。
梅ヶ谷は、恵まれた体形を見込まれ、明治24年にわずか12歳で雷部屋に入門しました。今から130年前のことです。その後、順調に番付を上げ、同36年に横綱に昇進、常陸山とともに「梅常陸時代」と呼ばれる黄金時代を築き上げました。
一方、太刀山は相撲に興味がありませんでしたが、ぜひ弟子にしたいと考えた友綱親方が、明治の元勲板垣退助に助力を求めて入門が実現したといいます。今から110年前の明治44年に横綱に昇進し、その後も4度の全勝、また43連勝の後、1敗を挟んで56連勝を記録するという大横綱だったのです。
本展では、この二大横綱を中心に、郷土富山出身の力士たちを紹介します。 |
|
会期 令和3年7月17日(土)~10月24日(日)【会期を変更しました】
(変更前の会期は9月26日(日)まで)
会期中の休館日 9月8日(水)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
>>このページのトップへ |
チラシ表 / チラシ裏
|
関連企画展のご案内
「第20代 横綱梅ヶ谷と郷土の力士たち」展
水橋出身の横綱・梅ヶ谷を中心に、江戸時代~明治時代にかけて活躍した富山市出身力士について紹介しています。こちらも、合わせてごらんください。
開催場所 富山市立図書館水橋分館内 水橋郷土資料展示コーナー
(富山市水橋辻ヶ堂129-1)
開館時間 9:00~17:00 観覧無料
郷土博物館の企画展会期中の休館日
8月4日(水)、9月8日(水)、10月6日(水)
|