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謎多き室町〜戦国時代の富山に迫る!! |
富山城は、天文12年(1543)に築城されたと考えられています。江戸時代以降、富山藩(富山前田家)の本拠となった富山城ですが、戦国時代以前は必ずしも、当該地域における政治・経済の中心拠点として機能していたわけではありませんでした。「富山」という地名は応永5年(1398)に初めて登場しますが、江戸時代における富山城下町の成立までの間、どのような歴史的特色があったのか、意外に知られていないのではないでしょうか。
そこで本展では、市内外の歴史資料を展示することにより、江戸時代以降に繁栄する城下町富山400年の歴史の前段階、主に室町時代から戦国時代にわたる富山地域の歴史的諸相の一端に迫りたいと思います。 |

富山城築城以前の富山−室町将軍家ゆかりの地
○富山郷・柳町-全国有数の年貢額を誇る室町将軍家の領地
○万見保-中央の宗教文化の流入を伝える地
富山城築城前後の富山−越中中部の軍事拠点
富山築城以後の富山−越中一国支配の政治拠点 |
主な展示資料
真鍮製神楽鈴(護国八幡宮蔵)、神保長誠像(本覚寺蔵)、木造地蔵菩薩半跏像(芝園町二丁目町内会蔵)、富山郷地頭職寄進状(当館蔵・富山市指定文化財)、上杉景勝書状(金沢市立玉川図書館蔵)、三条尹子寄進状(二尊院蔵・写真展示)ほか |
みどころ
愛宕神社の本地仏との伝承のある地蔵菩薩像を一般初公開!
戦国時代の越中武士が奉納した神楽鈴を33年ぶりに公開!
富山の地名が初めて登場する資料を約10年ぶりに公開!
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会期 平成26年12月13日(土)〜平成27年3月1日(日)
会期中の休館日 12月28(日)〜1月4日(日)
開館時間 9時〜17時(入館は16時30分)
観覧料 一般210円(160円)、小中学生100円(90円) ( )内は20名以上の団体料金
※土・日曜、祝日は中学生以下無料。
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 12月21日(日)、2月1日(日)、3月1日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏
チラシ(PDF) |