神通川船橋は、単に川を渡るためのものではありませんでした。船橋ができるまでの北陸道は、木町から船渡しで対岸に向かっていました。これに対し、船橋が富山城の西側に架設されたことによって、北陸道は城の南から西に廻りこむこととなり、市街地の拡大などをもたらしました。このことからも、神通川船橋は、近世の富山の町づくりに大きな役割を果したといえるでしょう。
今回、神通川船橋について、その歩みなどとともに、その雄大な規模・景観から全国的な名所となったことについても紹介します。
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越中神通川船橋図 船橋古写真

船橋鉄鎖 |

会期 平成22年4月24日(土)〜6月13日(日)
休館日 5月10日(月)
入館料 一般200円(160円)、小中学生100円(80円)
( )内は20名以上の団体料金
展示解説会 5月9日(日)、6月13日(日) 各日14時30分より
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郷土博物館 常設展示
「富山城ものがたり」 展示室では、戦国時代に築城されてから、明治の廃城以後の城跡の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。 |
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