武士は文武両道を求められたことから、江戸時代の殿様は様々な教養を身に着けていました。富山藩の歴代藩主も、「武」の面では剣術などの兵法を修めるとともに、「文」の面においても儒学や書などを修めています。また、和歌や能などの教養、さらにはコレクションなどの趣味も持っていました。今回、特に「文」の面に焦点を当て、藩主が残した和歌や書、著作などから、富山藩主の教養を紹介します。 |
(左)書 前田利幹
(中)書 前田利同
(右)前田利保能舞三姿図の内 翁 木村立嶽筆 |
主な展示予定資料
前田正甫『化蝶類苑』(富山県立図書館蔵)、前田利与『東渠公詩集』(当館蔵)、前田利幹「書十徳」(同前)、前田利保『袖珍鑑 本草綱目』(同前)、前田利保『本草徴解』(同前)、前田利保「和歌短冊」(同前)、前田利声「書
一聲山鳥曙雲外」、前田利同「書 美言不信」(同前)など 約10点を展示 |
会期 平成21年1月17日(土) 〜 4月19日(日)
休館日 3月23日(月)
入館料 一般200円(160円)、小中学生100円(80円)
( )内は20名以上の団体料金
※佐藤記念美術館との共通観覧券もあります。
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郷土博物館 常設展示
「富山城ものがたり」 展示室では、戦国時代に築城されてから、明治の廃城以後の城跡の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。 |
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