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歴史体験「富山城ものがたり」
展示室では、戦国時代に築城されてから、明治の廃城以後の城跡の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。
展示室風景

  
企画展示室では富山城に関連するミニ企画展を開催します。
 
企画展
  「富山ゆかりの武具-斬る・突く・薙ぐ-」
 
  

武具には、刀剣や薙刀(なぎなた)、槍、あるいは弓矢、鉄砲など敵を攻撃するためのもの、また一方、鎧や兜、あるいは楯など自らを防御するためのものもあります。
特に刀剣は、戦国の世が終わり、太平の世の中となった江戸時代においても、最も基本的な武具として、また武士の身分を象徴する道具として、明治の世を迎えるまで大いに用いられました。
本展では、富山の地ゆかりの刀剣を中心に、「斬る」、「突く」、「薙ぐ」(横にはらって切る)という機能を持つ武具に焦点を当ててご紹介します。無骨さと華やかさ、それぞれの魅力をご覧ください。
展示資料
・透彫文鐔
・萌黄糸威胴丸
・宝蔵院流十文字鎌槍
・刀 銘 国次       など
 
     
  会 期 平成19年4月12日(木)〜6月10日(日)
  観覧料 一般210円、小中学生110円
  休館日 5月14日
  ※6月11日(月)より22日(金)まで、館内整備のため休館いたします。

越中の中世城館コーナーでは、中世の城館を展示替えしながら紹介します。
各地の中世城館出土品
   「願海寺城」
寺崎民部左衛門盛永が築城したとされる城です。敵の進攻を防ぐため、かつて北陸道はこの付近で屈曲しており、「願海寺の七曲り」として知られていました。天正9年に織田方に攻められて落城しました。今回はこの願海寺城を、出土した遺物とともに紹介します。
江戸期の富山城コーナーでは、江戸期の富山城についてテーマを変えながら紹介します。
江戸期の富山城
   「特集 千歳御殿」   
江戸期を通じて、富山城内には多くの建物が建てられましたが、なかでも最も豪華で、最も個性的といえるのが千歳御殿です。この御殿は、様々な学芸に秀でた藩主前田利保(としやす)が建てた隠居所で、当時の江戸大名屋敷に見られる流行を取り入れるとともに、利保の趣味やふんだんな遊び心が見られるものです。千歳御殿は、同時代の他の城郭では類例のない御殿建築といえます。今回は、この千歳御殿の建物と庭園の特徴をご紹介します。
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