企画展示室では富山城に関連するミニ企画展を開催します。 |
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企画展
「館蔵武具展−鎧・刀・火縄銃−」
日本では、古くより様々な武具が戦さに用いられてきました。それらの武具は、敵を攻撃するためのものと、敵から防御(ぼうぎょ)するためのものに分けることができます。攻撃用には、切る、刺す、突くための刀剣や槍、あるいは飛び道具である弓矢や鉄砲などがあります。また、防御用としては、鎧(よろい)や兜(かぶと)などがあげられます。
これらの武具は、軍事施設である城郭とともに、戦国の動乱の中でいちじるしく発達し、高度化していきました。しかし、戦国時代が終わり、江戸時代に入って太平の世になると、武具は次第に実用性を失っていき、支配階級である武士の威儀や権威を示すものへと変化していったのです。
今回、富山藩主あるいは藩士ゆかりの品を中心に、当館収蔵の武具を紹介します。戦さにおいて、城郭と不可分な関係にある武具の魅力をご覧ください。
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主な展示品
・萌黄糸威胴丸 富山藩主前田利幹着用
・宝蔵院流十文字鎌槍 富山藩士篠田家伝来 ・吉田大蔵青貝の弓 富山藩士吉田家伝来 ・杣田青貝細工鳳凰図鐔 ・刀 銘宇多真国
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展示解説会 平成18年7月23日(日)午前11時より
会 期 平成18年7月19日(水)〜10月15日(日)
観覧料 一般210円、小中学生110円
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日/8月14日は開館します)
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越中の中世城館コーナーでは、中世富山城に関係のある城館の遺物を展示替えしながら紹介します。 |
各地の中世城館出土品
「白鳥城」
神保長職が富山城の相前後して築いたと考えられ、富山町を見下ろす位置からも、富山城と関係の深い城といえる白鳥城。神保氏の後は、富山城と同様に上杉氏や一向一揆などの取り合いの場となりました。豊臣秀吉の佐々成政征討時には本営が置かれています。今回はこの白鳥城を、出土した遺物とともに紹介します。 |
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江戸期の富山城コーナーでは、江戸期の富山城についてテーマを変えながら紹介します。 |
江戸期の富山城
「特集 千歳御殿」
江戸期を通じて、富山城内には多くの建物が建てられましたが、なかでも最も豪華で、最も個性的といえるのが千歳御殿です。この御殿は、様々な学芸に秀でた藩主前田利保(としやす)が建てた隠居所で、当時の江戸大名屋敷に見られる流行を取り入れるとともに、利保の趣味やふんだんな遊び心が見られるものです。千歳御殿は、同時代の他の城郭では類例のない御殿建築といえます。今回は、この千歳御殿の建物と庭園の特徴をご紹介します。 |
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