企画展示室では富山城に関連するミニ企画展を開催します。 |
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企画展
「城内の事件簿−山田嘉膳一件−」
時は幕末、元治元年7月1日、富山城内三之丸において富山藩士島田勝摩(かつま)が、家老山田嘉膳(かぜん)を斬殺するというショッキングな事件が起きました。低い身分から一代で家老まで昇りつめた嘉膳が、藩の権力を握って改革を進めたことに対する反発があったのです。
今回は、この事件を描いた絵巻物「越富奇談島山物語」(えっぷきだんしまやまものがたり)を中心に、本事件を紹介します。
なお、この絵巻物の公開は、約30年ぶりとなるものです。 |
主な展示品
・越富奇談島山物語 木村立嶽筆
・嶋田勝摩御糺記 |
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展示解説会 平成18年1月22日(日)午前11時より
会 期 平成18年1月17日(火)〜4月16日(日)
観覧料 一般210円、小中学生110円
休館日 月曜日、祝日の翌日(2月12日は開館します)
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越中の中世城館コーナーでは、中世富山城に関係のある城館の遺物を展示替えしながら紹介します。 |
各地の中世城館出土品
「白鳥城」
神保長職が富山城の相前後して築いたと考えられ、富山町を見下ろす位置からも、富山城と関係の深い城といえる白鳥城。神保氏の後は、富山城と同様に上杉氏や一向一揆などの取り合いの場となりました。豊臣秀吉の佐々成政征討時には本営が置かれています。今回はこの白鳥城を、出土した遺物とともに紹介します。 |
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江戸期の富山城コーナーでは、江戸期の富山城についてテーマを変えながら紹介します。 |
江戸期の富山城
「特集 千歳御殿」
江戸期を通じて、富山城内には多くの建物が建てられましたが、なかでも最も豪華で、最も個性的といえるのが千歳御殿です。この御殿は、様々な学芸に秀でた藩主前田利保(としやす)が建てた隠居所で、当時の江戸大名屋敷に見られる流行を取り入れるとともに、利保の趣味やふんだんな遊び心が見られるものです。千歳御殿は、同時代の他の城郭では類例のない御殿建築といえます。今回は、この千歳御殿の全貌をご紹介します。 |
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