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立山天狗山石・八川石においては、青から灰色系の石材と、赤色系の石材で、計測値が異なっています。 |
これは、戸室石においてすでに知られている、青と赤という石の色彩の違いが、帯磁率の数値にも反映していること(長2013)と似ています。 |
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赤色系石材(赤石)は、石造物13件28石について行いました。 |
全範囲計測値は、250から2990×10-5SIで、このうち500から1400×10-5SIに最も分布が集中し、2700から2900×10-5SIにも小さいピークがあります。 |
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青・灰色系石材(青石)の範囲は2000から4100×10-5SIであり、これと比較すると赤石は明らかに小さい値を示しています。 |
(古川) |