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石製鳥居の北西10mには鳥居を建設した記念石碑があります。
この西側には、高まりが延びており、スギの伐採根が残っています。
この高まりは、現況で東西6m、南北4m、高さ約1m(詳細未計測)で、東西に長い土堤状となっています。
「重臣ヨリ献灯姓名録」をみると、利次墓へまっすぐ延びる参道の両側には、長い土塁が存在していたことが確認できます。この土塁は、絵図の他の土塁より幅を広く描いています。土塁の存在は、明治31年「御廟所修理絵図面」の修理前絵図でも確認できます。
現存する土塁は、絵図にみる参道右手(北側)の土塁の一部と推定されます。 |
(古川) |

土塁の現況 |
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