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「重臣ヨリ献灯姓名録」には、真国寺の西側に、井戸が描かれています。
図の井戸は、井戸を示す「井」の字を丸く囲い、上屋をあらわす掘立柱建物が付属します。
井戸水は、真国寺の生活水として使用されたほか、手水鉢の水穴に入れる清水とされました。
現在はコンクリートで補強され、使用中止となった井戸が現存しますが、その位置はほぼ絵図に示された場所と一致します。
長岡御廟所の所在する長岡台地では、地下数mにガシンと呼ばれる砂岩岩盤があり、そこは豊富な湧水帯となっています。古代以来この層に達する井戸が掘削されており、夏でも枯れることがありません。 |
(古川) |

井戸跡 |
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