近年はお城めぐりが全国的にブームとなっており、多くのお城ファンが各地の城を訪れています。また先ごろ、富山城も「続日本100名城」に選ばれ、たくさんの方々にご来城いただくようになりました。
さて、富山市内には富山城の他にも、戦国時代の武士たちが拠点を置いたとみられる城館の跡がいくつも確認されています。それは、この富山の地ひいては越中国(富山県)が、領土拡張をめぐって各地の勢力が攻防を繰り返す「境目」だったためとも考えられるでしょう。様々な城館を舞台に、越中の守護代をつとめた神保氏、越後の戦国大名上杉氏、織田信長から越中国主に任じられた佐々成政らが、戦火を交わしていったのです。
本展では、知られざる富山市内の戦国城館について、発掘調査で出土した遺物を中心に古文書も用いて紹介します。本展が戦国時代の富山へ思いを馳せるきっかけとなれば幸いです。
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会期 平成30年4月21日(土)~6月24日(日)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
休館日 5月9日(水)
観覧料 大人210円(160円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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展示解説会 5月13日(日)、6月2日(土)、6月24日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏
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