【広報とやま 令和5年(2023年)10月5日号】
パソコンやスマートフォンなどの使い過ぎによるドライアイや、目の疲れ・かすみなどの症状を訴える人が増えています。また、成人の失明原因の第1位である緑内障も増加傾向にあります。緑内障は視野が狭くなる病気で、放置すると失明に至る場合もあり、40歳以上の20人に1人が緑内障であるといわれています。早期発見、早期治療により、進行を抑えることができます。
1つでも当てはまる場合は注意が必要です。
□ 強度の近視または遠視である
□ 家族に緑内障の人がいる(いた)
□ 眼圧が高いと指摘されたことがある
□ 糖尿病などの生活習慣病にかかっている
□ 電球などの光の周りに虹が見える
□ 過労や過度のストレスを感じている
□ 片目を閉じると、視界の一部が暗く見えたりかすんだりする
2つ以上当てはまる場合は、アイフレイル(見る機能の衰え)かもしれません。眼科へ相談しましょう。
□ 目が疲れやすくなった
□ 夕方になると見えにくくなることがある
□ 新聞や本を長時間読めなくなった
□ 食事の時にテーブルを汚すことがある
□ 眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
□ まぶしく感じやすい
□ まばたきしないとはっきり見えないことがある
□ まっすぐの線が波打って見えることがある
□ 段差や階段が危ないと感じたことがある
□ 信号や道路標識を見落としたことがある
大切な目を守るため、定期的に検診を受け、目に優しい生活を心掛けましょう。