キャラクター:ごみ出し

家庭ごみの減量化について考えよう
~ごみを出さない工夫、分別の徹底を~

お問い合わせ 環境センター管理課 電話:429-5017

富山市のごみ排出量は全国平均より多い!

 市では、これまで、分別回収によるリサイクルに重点を置いて、ごみの減量化・資源化に取り組んできました。
 しかし、市の家庭ごみ排出量は、近年、全国平均を上回る状況が続いており、ごみの減量化が十分に進んでいない状況にあります。

グラフ:1人あたりの1日平均排出量

※令和3年の全国平均は未公表。

「燃やせるごみ」には分別できるものがいっぱい!

グラフ:ごみの組成調査

 令和3年度のごみの組成調査によると、内訳は右のとおりです。新聞・雑誌・段ボールや、プラスチック製容器包装など、分別回収できるものも多く含まれていました。

ごみを減らさないと、将来世代への負担増!

 現在は、ごみの収集・焼却から埋め立てなど、ごみ処理の事業に多くの費用がかかっています。限りある資源やエネルギーを大切に使い、将来世代の負担を軽くするためには、今を生きる私たちが、ごみの減量化にしっかりと取り組む必要があります。

  • ごみ処理経費の削減
  • ごみ処理施設の延命化
  • 施設更新時の規模縮小
  • 限りある資源の使用削減
画像:矢印
  • 将来世代の負担軽減
  • ゼロカーボンシティの実現
  • SDGsの目標達成

市では、ごみの減量化に取り組んでいます

●プラスチック資源一括回収(令和6年4月実施予定)

 リサイクルされている「プラスチック製容器包装」と、これまで「燃やせるごみ」として焼却処理されていた、バケツや食器などの「プラスチック製品」を併せて一括して回収しリサイクルします。

●家庭ごみ有料化制度導入の検討

 家庭ごみ有料化制度については、全国の約65%の自治体で導入され、ごみ減量効果が確認されています。ごみ処理サービスにかかる費用負担の公平化などが図られるため、検討していきます。

QR:「家庭ごみ減量化施策についての意見交換会」概要サイト

令和4年度に実施した「家庭ごみ減量化施策についての意見交換会」の概要はこちら

私たちがすぐにできること

3R(スリーアール)を実践しよう

Reduce(リデュース)…ごみをなるべく出さない

 食品ロスの削減、ごみになりにくい商品の選択

Reuse(リユース)…くり返し使おう

 修理や他の使用方法の検討

Recycle(リサイクル)…資源として再利用できるよう分別しよう

 分別の徹底、集団回収や資源物ステーションの利用

生ごみの約80%は水分だよ。
水分をよく切ってから出してね。

キャラクター:エコケロ

©エコケロ

生ごみの水切りにご協力をお願いします

 余分な水分が無くなることで、焼却施設の負担が少なくなり、ごみ処理費用の軽減につながります。

「ごみ・資源物収集カレンダー」「家庭ごみと資源物の分け方・出し方」を活用しましょう

 3月中に各世帯に配布しています。
 市役所1階総合案内、各行政サービスセンター、各中核型地区センターおよび各地区センターに配置してあるほか、市ホームページ(No.1010230、No.1010232)からもダウンロードできます。

出前講座を利用してください

 環境センター職員が地区センターや公民館などに出向き、出前講座を行っています(10人以上の団体で申し込み可)。

  • 家庭ごみの分け方・出し方
  • 家庭ごみの減量化施策について(令和5年度新規)