【広報とやま 令和5年(2023年)4月5日号】
市では、これまで、分別回収によるリサイクルに重点を置いて、ごみの減量化・資源化に取り組んできました。
しかし、市の家庭ごみ排出量は、近年、全国平均を上回る状況が続いており、ごみの減量化が十分に進んでいない状況にあります。
※令和3年の全国平均は未公表。
令和3年度のごみの組成調査によると、内訳は右のとおりです。新聞・雑誌・段ボールや、プラスチック製容器包装など、分別回収できるものも多く含まれていました。
現在は、ごみの収集・焼却から埋め立てなど、ごみ処理の事業に多くの費用がかかっています。限りある資源やエネルギーを大切に使い、将来世代の負担を軽くするためには、今を生きる私たちが、ごみの減量化にしっかりと取り組む必要があります。
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リサイクルされている「プラスチック製容器包装」と、これまで「燃やせるごみ」として焼却処理されていた、バケツや食器などの「プラスチック製品」を併せて一括して回収しリサイクルします。
家庭ごみ有料化制度については、全国の約65%の自治体で導入され、ごみ減量効果が確認されています。ごみ処理サービスにかかる費用負担の公平化などが図られるため、検討していきます。
令和4年度に実施した「家庭ごみ減量化施策についての意見交換会」の概要はこちら
食品ロスの削減、ごみになりにくい商品の選択
修理や他の使用方法の検討
分別の徹底、集団回収や資源物ステーションの利用
生ごみの約80%は水分だよ。
水分をよく切ってから出してね。
©エコケロ
余分な水分が無くなることで、焼却施設の負担が少なくなり、ごみ処理費用の軽減につながります。
環境センター職員が地区センターや公民館などに出向き、出前講座を行っています(10人以上の団体で申し込み可)。