第9回 とやま森の四季彩しきさいフォト大賞

 森林や里山を次の世代に引き継いでいくことの大切さと、緑豊かで美しい富山市の魅力を広く市内外に発信する「第9回 とやま森の四季彩フォト大賞」の各賞が決定しました。今回は、県内外から3,095点の応募がありました。
※森の風景・くらし部門 高校生の部の大賞作品はありませんでした(応募総数100点)。

お問い合わせ とやま森の四季彩フォト大賞実行委員会事務局(森林政策課内) 電話:443-2019

森の風景・くらし部門 一般の部
(応募総数2,542点)

大賞

受賞作品:「大根」山下武さん

「大根」山下やましたたけしさん

審査委員長・テラウチマサトさん(写真家・市政策参与)による講評

 目に飛び込んでくる大小の干された白い大根と緑鮮やかな茎と茂った葉。吊るために縄で縛ったせいで3部位に分かれて見える大根が面白い。その下に吊るされた洗濯ばさみや少し見える土壁にトタンと刈り込まれた赤い花の枝。田舎の何でもない暮らしの1シーンを色味と構図で上手に切り取っている。味わいを感じる写真である。

準大賞

受賞作品:「秋を駆ける」水上輝夫さん

「秋を駆ける」水上みずかみ輝夫てるおさん

審査委員長・テラウチマサトさん(写真家・市政策参与)による講評

 望遠レンズで鉄橋を渡る電車にピントを合わせ、焦点距離の長いレンズの特徴で風景を引き付け、浅い絞りで前景をぼかした写真はインパクト大の写真として目を引いた。水面に写り込む逆さの電車の面白さに、光る水のキラキラした様子が加わり楽しげでもある。露出差からか、空が白くなってしまったのが惜しまれた。

森の風景・くらし部門 一般の部
四季彩賞

受賞作品:「里の春」毛利桂子さん

「里の春」
毛利もうり桂子けいこさん

受賞作品:「春風そよぐ」林昌尚さん

「春風そよぐ」
はやし昌尚まさなおさん

受賞作品:「白いレガッタ」茅野博さん

「白いレガッタ」
茅野かやのひろしさん

受賞作品:「太古からのメッセージ」水野敬雄さん

「太古からのメッセージ」
水野みずの敬雄たかおさん

受賞作品:「天空の棚田」酒井正夫さん

「天空の棚田」
酒井さかい正夫まさおさん

受賞作品:「秋って気持ちいいね」真柄信男さん

「秋って気持ちいいね」
真柄まがら信男のぶおさん

受賞作品:「冬晴の日」栗田希さん

「冬晴の日」
栗田くりたのぞみさん

受賞作品:「お帰りなさい」池田正一郎さん

「お帰りなさい」
池田いけだ正一郎まさいちろうさん

森の風景・くらし部門 ジュニアの部
(応募総数163点)

大賞

受賞作品:「ここから入ってもいいですか?」藤島慧さん

「ここから入ってもいいですか?」
藤島ふじしまさとさん

ファミリースナップ部門
(応募総数290点)

最優秀賞

受賞作品:「ボクらの夏の思い出」戸田美香さん

「ボクらの夏の思い出」
戸田とだ美香みかさん

QR:「とやま森の四季彩フォト大賞」ホームページ

 各部門の入賞・入選作品などは、とやま森の四季彩フォト大賞ホームページに掲載しています。

「第9回 とやま森の四季彩フォト大賞」作品巡回展

 入賞作品の巡回展示を、市内各地のほか、大阪市や名古屋市で行います。素晴らしい富山の風景を切り取った、数々の作品をご覧ください。

3月7日(火)~15日(水) 北日本新聞本社 1階ギャラリー(安住町)
4月10日(月)~16日(日) 婦中ふれあい館(婦中町砂子田)
4月17日(月)~23日(日) 八尾コミュニティセンター(八尾町井田)
4月24日(月)~28日(金) 山田公民館(山田湯)
5月13日(土)~26日(金) ファミリーパーク(古沢)
5月29日(月)~6月2日(金) 大庄地区コミュニティセンター(田畠)
6月5日(月)~11日(日) 大久保ふれあいセンター(下大久保)
6月12日(月)~16日(金) 細入公民館(楡原)
6月30日(金)~7月6日(木) 富士フイルムフォトサロン大阪(大阪市中央区本町二丁目)
7月14日(金)~20日(木) 富士フイルムフォトサロン名古屋(名古屋市中区栄一丁目)

※会場の都合などにより、変更する場合があります。8月以降の日程は、市ホームページで案内予定です。