【広報とやま 令和5年(2023年)2月5日号】
コンパクトシティで“進化”したまちが、スマートシティで“深化”する。
デジタルの力で地域の“真価”を引き出し、まち全体に“新価”が生まれる。
みんなでスマートシティに取り組むことで、まちをより良くし、市民の生活をより豊かにする。
富山市はそんな未来を目指します。
「富山市版スマートシティ」は、デジタル技術の導入とそれにより得られるデータの利活用により、市民や地域の課題解決に役立つ官民のサービスを創出する政策です。市民ニーズに即したサービスを創出するため、サービスの供給者である行政や企業などと、サービスの利用者である市民との共創による取組を推進します。
本市は、コンパクトシティ政策をスマートシティ政策で補完・融合することにより、市民生活の質および利便性のさらなる向上や地域特性に応じた市域全体の均衡ある発展を目指します。
市民の皆さんの意見を基にとりまとめ、「ありたいまちの姿(3つのまちづくりの目標)」「ありたい暮らし(9つの施策テーマ)」「27の取組の方向性」によって政策目的を実現する構造となっています。
富山市版スマートシティの実現は、10年後(2032年)を目途としています。
ビジョンの詳細は、市ホームページ(「スマートシティ推進ビジョン」で検索)をご覧ください。
市役所窓口の混雑情報や河川の水位情報など、市が保有するデータを一元化、可視化して提供するサービス。
スマホで市役所窓口の混雑状況・
待ち人数をリアルタイムで把握
児童が持つGPSセンサーから移動経路情報を収集し、登下校路の実態を調査。得られたデータを解析し、その結果を小学校、保護者、自治振興会などと共有し、地域の見守り活動に活用。
9つの施策テーマ | 27の取組の方向性 |
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便利な暮らし | 車がなくても移動できる |
どこでも必要なモノ・コト・情報を入手できる | |
どこでも仕事や勉強ができる | |
安心・安全で健康な暮らし | どこでも医療・介護・健康サービスが受けられる |
事故や犯罪がなく治安が良い | |
雪や災害・感染症に対する備えができている |
スマホ買い物支援
富山で歩く生活をサポートする
「とほ活アプリ」
AIが質問に回答する
「子育て支援AIチャットボット」
9つの施策テーマ | 27の取組の方向性 |
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誇れるものがある暮らし | 伝統や文化が大切に継承されている |
美しく豊かな自然が維持されている | |
地域の魅力が発信できている | |
心が豊かでワクワクできる暮らし | 個性や長所が尊重されている |
外出したくなる個性的・魅力的な場がある | |
芸術文化・スポーツに親しんでいる | |
子どもの笑顔があふれる暮らし | 子どもの多様な学び・交流・体験の場がある |
学校に行くのが楽しみになる | |
地域ぐるみで子育てがサポートされている | |
若い世代の活気に満ちた暮らし | 仕事が魅力的で働き方も多様である |
挑戦者が応援してもらえる | |
若い世代の意見が尊重される |
電子回覧板アプリ
9つの施策テーマ | 27の取組の方向性 |
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人と人とのつながりがある暮らし | 困りごとを気軽に相談できる |
助けあい支えあいの輪が広がる | |
安心して参加できるコミュニティがある | |
地域の魅力を分かちあい 支えあえる暮らし |
つくる人とたべる(つかう)人がつながっている |
地域の魅力が新たな交流を生んでいる | |
あらゆる活動に次世代への配慮がある | |
産学官民の共創が生まれる暮らし | 未来への学びと対話の機会がある |
新たなビジネスが生まれている | |
市民が主体的にまちづくりに参画している |
ビジョンの内容を説明したパネルの展示や、VR(仮想現実)・ドローン体験などを行います。
19日、25日は市長によるトークイベントも行います。
日時 | 場所 |
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2月12日(日)13:00~16:30 | ショッピングタウン北の森(森三丁目) |
2月19日(日)11:00~16:30 | MAROOT(明輪町一丁目) |
2月23日(祝)13:00~16:30 | アピタ富山店(上袋) |
2月25日(土)11:00~16:30 | ファボーレ(婦中町下轡田) |
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