アメイジングトーク㉓ | 語る! 深める! |
明治6年に開校した「四方小学校」は、令和5年に創校150周年を迎えます。富山市の中でも歴史ある小学校の一つで、平成元年に建てられた現在の校舎は5代目の建物になるそうです。
長い長い歴史を持つ小学校や地域のことを、よりたくさんの人に知ってもらう機会を作ろうと、昨年PTA役員を中心に「四方小学校150周年準備委員会」を発足。メンバー 8人でさまざまな活動コンテンツを企画しています。
AMAZING YOKATAモニュメント披露式
「AMAZING YOKATA」のモニュメント制作も、その活動の一つです。富山市のシビックプライドのコンセプト「AMAZING TOYAMA」の文字をベースに、四方独自のモニュメントを制作しました。
四方小学校の1学期の終業式の日に「AMAZING YOKATAモニュメント披露式」と銘打ち、体育館でお披露目会を開催。5年生の児童たちによる祝太鼓の披露や富山市立探偵ペロリッチの来校で、子どもたちも大いに盛り上がってくれました。
このようなお披露目ができたのは、富山市から連絡をもらったことがきっかけだったんです。当初は、完成したらすぐに四方小学校の敷地内に設置させていただく予定でした。でも市の担当者から「せっかく設置するなら、セレモニー形式をとりませんか。市としても応援したいです。ぜひ一緒に盛り上げましょう。」と言われ、最初は驚きましたが、その言葉に後押しされメンバー一同さらなる気合が入りました。
現在、モニュメントは海岸や銀行、そのほか魅力あるスポットを探して設置し、SNSで情報を発信しています。SNSを見た方から「いいね」「すごいね」という声をいただくようになり、地域の中だけでなく広い範囲で四方を知ってもらえているなと実感できています。
「四方小学校150周年準備委員会」はコロナ禍に発足した「AACY(ACT AGAINST COVID-19 YOKATA)」のリーダー・
四方は、面積としては小さいですが、江戸時代には2つの港をあった地区で、貿易や漁も盛んだったそうです。漁業、工業、農業、薬業とあらゆる営みのある四方を、たくさんの人に知っていただきたいです。(井城さん)
これを機に、四方の魅力を地域の内外へしっかり発信していけるような活動をしていきたいと思っています。(内田さん)
四方に住む子供たちが四方を愛して、外に出てもまた四方に戻ってきてくれるような好循環ができればうれしいですよね。(高井さん)
四方では地域の子どもたちのことを「四方っ子」と言い、大人になると「四方もん」って言うんです。この地で育った四方っ子たちが、この地に“四方もん”としてプライドを持って住んでもらえるようになればいいですね。(長濱さん)
WEBサイト
この連載では、富山で活躍するさまざまな方の「アメイジング(驚くほど素敵)」な富山について掲載します。また、WEBサイトでは皆さんのアメイジングなエピソードも募集しています。
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