今回(こんかい)は明治時代以降(めいじじだいいこう)の城址(じょうし)の変遷(へんせん)だけを紹介(しょうかい)しましたが、郷土博物館(きょうどはくぶつかん)の展示室(てんじしつ)では、戦国時代(せんごくじだい)に築城(ちくじょう)されてから現在(げんざい)に至(いた)る城址(じょうし)の変遷(へんせん)までを紹介(しょうかい)しています。「富山城(とやまじょう)はどうしてここに築(きず)かれたのだろう」、「富山城(とやまじょう)にはどんな建物(たてもの)が建(た)っていたのかな」、「全国(ぜんこく)のお城(しろ)と比(くら)べてみて富山城(とやまじょう)って大(おお)きかったのかな、小(ちい)さかったのかな」、新(あたら)しい博物館(はくぶつかん)で確(たし)かめてみてください。
また、私(わたし)たちが目(め)にすることのできる富山城(とやまじょう)の遺構(いこう)は、現在(げんざい)では石垣(いしがき)と一部(いちぶ)の堀(ほり)などわずかですが、近年(きんねん)行(おこな)われている城址公園(じょうしこうえん)の発掘調査(はっくつちょうさ)によって、地下(ちか)に中世(ちゅうせい)や近世(きんせい)の富山城(とやまじょう)の遺構(いこう)が残(のこ)されていることが確認(かくにん)されています。新(あたら)しい博物館(はくぶつかん)では、こうした新事実(しんじじつ)も紹介(しょうかい)していきますのでご期待(きたい)ください。
身近(みぢか)にありながら、意外(いがい)と知(し)らない富山城(とやまじょう)の歴史(れきし)。博物館(はくぶつかん)で、歴史体験(れきしたいけん)「富山城(とやまじょう)ものがたり」にふれてください。そして、中心市街地(ちゅうしんしがいち)となった富山城(とやまじょう)の跡(あと)を歩(ある)いてみてください。きっと街並(まちな)みが違(ちが)って見(み)えてきますよ。
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