
江戸時代の人々に親しまれた浮世絵には、しばしば人と関わりをもつ動物たち
が登場します。そこには、ペットとして愛された猫、犬、金魚をはじめ、人と
共に働く馬や牛、猿から舶来の孔雀やオウム、珍獣ともてはやされた象や駱駝
たちがさまざまな姿で描かれます。また、絵師らは可愛らしい小動物や猛獣を
そのまま写すだけではなく、イマジネーションを駆使して動物たちの姿で社会
を風刺したり、巷の出来事を伝えたりと、当時の世相も反映させています。
本展では、江戸中期から明治半ばまでの浮世絵80点余りを紹介いたします。歌
麿、北斎、広重、国芳ら人気絵師によって描かれた動物たちの姿をお楽しみく
ださい。
◇ 会 期 令和7年10月18日(土)~12月7日(日)
会期中無休
◇ 開館時間 午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)
◇ 場 所 富山市佐藤記念美術館
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◇ 観 覧 料 大人 400円 高校生以下無料
◇ 主 催 富山市教育委員会(富山市佐藤記念美術館)、富山市
◇ 監 修 中右 瑛 (国際浮世絵学会常任理事)
◇ 企画協力 E.M.I.ネットワーク
◇◇ 公開講座 ◇◇
「動物たちの江戸時代-浮世絵に描かれた江戸の暮らしと動物」
10月26日(日)午後2時から
会場:当館講堂
講師:坂森幹浩(富山市民芸館 館長)
※事前申込不要、聴講無料
→ 詳細はこちら
◇◇ 学芸員による展示解説会◇◇
11月9日(日)・11月30日(日)
午後2時より当館展示室にて
※事前申込不要、要観覧料
◇◇ クイズに答えて絵はがきをゲットしよう! ◇◇
会期中、会場内でクイズに答えてくださった方から抽選で10名の方に、
本展の絵はがき5枚セットをプレゼントいたします。