佐藤記念美術館企画展案内
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企画展「富山ゆかりの美術」



 富山には昔から、歴史と風土に培われ、多くの職人の手によって受け継が

れてきた様々な工芸品があります。国指定の伝統的工芸品である高岡銅器や

井波彫刻、県指定の伝統工芸品である越中瀬戸焼や富山木象嵌などは、富山

のすぐれたものづくりの歴史を示す、代表的な存在といえるでしょう。それ

以外にも、県内には陶芸、木工、漆工、金工などの分野で、多くのすぐれた

工芸品が伝わっており、大部分は江戸時代以前にその発祥をさかのぼること

ができます。

 一方、絵画のほうに目を向けると、江戸後期に京都画壇で活躍し、岸派の

祖となった岸駒が、富山ゆかりの絵師として最初に挙げられます。他にも、

岸駒と同じく京都を活躍の舞台とした吉田公均、富山藩の御用絵師から明治

の中央画壇に進み、鑑画会のメンバーとなった木村立嶽などが、江戸後期か

ら明治前半期の画家として知られています。その後に続く越堂、国観、竹堂

の尾竹三兄弟や、南砺市出身の石崎光瑶らは、明治後半以降に、文展や帝展

といった政府主催の公募展で活躍した画家たちです。かれらは富山出身の画

家として、それぞれ独自の画風を確立し、近代日本画の発展に貢献しました。

 本展では、当館および富山市郷土博物館の所蔵品を中心に、富山にゆかり

のある工芸品や絵画、約四十点を展示します。この機会に、富山の美術の歴

史とひろがりを再確認し、その質の高さに触れてみてください。




◇ 会    期	令和2年7月11日(土)~9月27日(日)
		
◇ 休 館 日	7月21日(火)	

◇ 開館時間	午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)

◇ 場    所	富山市佐藤記念美術館

		→交通アクセスはこちら     

◇ 観 覧 料 大人 210円 高校生以下無料 


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