佐藤記念美術館企画展案内
佐藤記念美術館企画展案内

企画展「洋画の魅力―風景画から人物画まで」



 洋画とは、西洋との交流が活発化した明治初期に生まれた言葉で、お

おまかにいえば、伝統的な西洋美術の手法によって描かれた絵画のこと

です。

 絵画表現に見られる洋画の特徴はいくつかありますが、なかでも立体

感をあらわす陰影のつけ方や、線遠近法を用いた透視的な空間構成は、

主に中国からの影響を受けて発達してきた日本の伝統絵画とは大きく異

なっています。明治期になると、そうした洋画の手法が本格的に日本に

流入し、当時の日本人画家たちに大きな影響を与えました。

 当館の創設者である佐藤助庵(十二代助九郎、1896~1979)が蒐集し

た千余点に及ぶコレクションは、自身が傾倒した茶の湯に関する品々を

含めて、大半が東洋の古美術品で構成されています。ですが意外なこと

に、その中には150点あまりの洋画も加えられており、美術に対する助

庵の旺盛な好奇心をうかがい知ることができます。

 助庵の洋画コレクションは油彩画が中心で、そのほとんどが助庵と同

時代に生きた日本人画家の手によるものです。画題の多くは風景画や人

物画といった具象画ですが、なかには特定の対象物を描かない観念的な

抽象画も含まれています。

 本展では、主に戦後に活躍した日本人画家に、林清納、野上祇麿、荒

谷直之介など本県ゆかりの画家を加え、さらにシュルレアリスムの画家

として知られるゾンネンシュターン(1892~1982)など海外画家も交え

て、具象画を中心に約30点を展示します。この機会に、伝統的な日本画

にはない洋画ならではの魅力をお楽しみください。




◇ 会    期	令和3年11月13日(土)~令和4年1月30日(日)
				
		休館日:12/20(月)、12/28(火)~1/4(火)
		

◇ 開館時間	午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)

◇ 場    所	富山市佐藤記念美術館

		→交通アクセスはこちら     

◇ 観 覧 料	大人 210円 高校生以下無料 



チラシ(表) チラシ(裏)  / 出品目録(1)  / 出品目録(2)