佐藤記念美術館企画展案内
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企画展「富山の美術工芸~紡がれる技と美」


 富山には江戸時代から伝わる、魅力的な工芸品があることをご存じでしょ

うか。漆工品では、切貝や切金による螺鈿で、繊細な文様を表す杣田青貝

細工や、白漆を用いた城端蒔絵があり、いずれも門外不出の技を数百年に

わたり一子相伝しました。また、金工品では、富山藩の細工人たちが、鍛

金や彫金、金銀象嵌を駆使した装飾的な武具を手掛けています。一方、陶

磁器では、多彩な作風がみられる越中丸山焼、尾張瀬戸の陶工が技を伝え

た越中瀬戸焼、緑釉が特徴的な小杉焼等が、この地で生産されました。こ

うした品々は明治維新とともに、藩の庇護を失い、多くは衰退を余儀なく

されました。

 しかし、富山の地で培われた文化や美意識は、次の時代へも継承されて

いきます。武具製作の技を転じ、精巧な調度品を制作した明珍宗光や民野

照親、伝統の技を今に繋いだ城端蒔絵の十四代小原治五右衛門、越中瀬戸

焼復興の要となった青原秀吉(長八)、また、新たな漆表現の可能性を開

いた山崎覚太郎、富山木象嵌の創始者 中島杢堂などが、実に多様で清新な

作品を生み出しました。
 
 本展では江戸時代から昭和期にかけて制作された工芸品を中心に、富山

で紡がれる技と美の魅力に迫ります。




◇ 会    期	令和3年7月10日(土)~9月26日(日)
				
		※休館日 7月20日(火)

◇ 開館時間	午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)

◇ 場    所	富山市佐藤記念美術館

		→交通アクセスはこちら     

◇ 観 覧 料 大人 210円 高校生以下無料 



チラシ(表)  / チラシ(裏)


 次回展覧会

   特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」

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