佐藤記念美術館企画展案内
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企画展「富山ゆかりの絵画・工芸品」



 今回の企画展は、江戸時代の富山の地より生み出され、あるいは花開いた絵

画や工芸品を紹介するものです。

 江戸時代の富山では、京都や江戸の中央画壇を舞台に活動した画家達が出て

います。岸駒は、江戸時代後期の京都画壇で活躍し、明治まで続く岸派を興し

ました。また江戸に出て、狩野派を学んだ木村立嶽は、富山藩の御用絵師とな

りましたが、維新後は東京に出て、フェノロサについて日本画の新しい表現を

模索したのです。

 一方、漆工・木工・金工などさまざまな工芸品が制作され、優れた作品が今

に残されています。富山藩の細工方として京都より迎えられた杣田一族により

始められた杣田青貝細工。青貝を中心に、金銀の薄板などを漆地に施した非常

に細かな細工となっています。そのほかに、城端町で16世紀以来つくり続けら

れてきた城端蒔絵は、秘伝とされる白色の漆を使う漆工芸で、鯰の絵柄で有名

です。また、幕末に生まれた民野照親は、刀剣の装飾彫刻を業としていました

が、明治時代になると彫金や金銀象嵌細工に力を注ぎ、精緻な香炉や花器など

の金属装飾品を製作しています。

 今展覧会では、絵画から工芸まで、こうした江戸時代から明治時代にか

けて制作された、富山ゆかりの作品を展示します。





◇ 会    期	平成29年4月29日(土)〜6月11日(日)

		会期中無休
	
◇ 開館時間	午前9時〜午後5時(入館受付午後4時30分まで)

◇ 場    所	富山市佐藤記念美術館

		→交通アクセスはこちら      


◇ 観 覧 料   大人 210円 高校生以下無料 

チラシ