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オマケ とやま販促物語
     
「オマケ」はもともと、商売上の価格競争で「負け」ること、つまり商売相手との交渉や要求に「負け」ることを指していましたが、現在では商品に附帯するサービス、景品、付録をも指すようになり、意味合いの幅も拡がっています。

この「オマケ」を用いた販売方法のルーツが実は富山の「売薬さん」にあったとされています。富山から全国に薬を配置して販売する「売薬さん」は江戸時代の後期からお得意さん=顧客におみやげや進物として「オマケ」を配布していました。当時は、地方と江戸や上方といった都市との往来(人の流れ)は少なく、娯楽や情報の少ない時代でした。地方の庶民にとって、「オマケ」は、都市の情報や流行など「売薬さん」を通して、文化の伝播装置としても機能したのでした。

本企画展では、「売薬さん」が配布したいろいろな「オマケ」のうち、その変遷や時代を象徴するものを中心に、現在も人気のある懐かしい「オマケ」なども併せて紹介します。
 
   「オマケ」のはじまり-売薬版画・よろこばれた絵柄-
   「オマケ」の広がり
   雑誌附録
   マッチと貯金箱-ちょっと昔のキング・オブ・「オマケ」-
   昭和の子ども向けの「オマケ」



会期 令和4年12月3日(土)~令和5年2月5日(日)

会期中の休館日 12月14日(水)、12月28日(水)~1月4日(水)

開館時間 9時~17時(入館は16時30分)

観覧料  大人210円(170円) 高校生以下無料
             ※( )内は20名以上の団体料金 
             ※この料金で常設展もご覧いただけます。

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