明治時代、特に絵師の尾竹国一が活躍した20年代は、富山の浮世絵―売薬版画の最盛期でした。当時、売薬版画は大量に版行されましたが、その出版は進物商や印刷業者などが担っており、富山の町には名前が確認できるものだけで20軒近い版元が営業していました。江戸時代以来続く高見清平のほか、明治になって創業した小泉重兵衛、吉尾達二、熊本錦広堂ら、この時期の版元たちは多士済々の顔ぶれです。
本展では、明治時代の売薬版画の歴史を版元に焦点を当てて紹介します。 |
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はじめに-薬都富山は浮世絵版画の町だった
その1 売薬版画の版元たち-江戸時代
その2 明治の新時代と売薬版画
その3 売薬版画の版元たち-明治時代
おわりに |
会期 令和3年4月24日(土)~7月11日(日)
会期中の休館日 5月12日(水)、5月17日(月)~23日(日)、7月1日(木)
開館時間 9時~17時(入館は16時30分)
観覧料 大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
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チラシ表 / チラシ裏
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