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江戸時代の本屋さんは、現在のように新刊書の小売りに限定された業態ではなく、出版、取次から古書の売買まで、さまざまな機能を持っていました。現代では、出版社、取次、新刊書店、古書店などは別々の業態となっていますが、江戸時代では、それらを一括して「本屋」といっているのです。また、扱う商品も、漢籍、仏書などの硬派な書物から、絵草紙や浮世絵版画のような大衆向けの出版物まで、多彩な品々がありました。
では、江戸時代の富山ではどのような本屋さんがあり、どんな品々が出版され、売られていたのでしょうか? また、そこにはどんな特色があったのでしょうか?
今回、江戸時代の富山の本屋さんの姿を探るとともに、当時の富山の人々の学問、文化の一端を紹介します。
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はじめに 江戸時代の「本屋さん」とは
其の一 紅屋伝兵衛に見る富山の「本屋さん」の生い立ちと成長
其の二 幕末富山の出版ブームと「本屋さん」
其の三 富山の「本屋さん」もう一つの仕事−富山の浮世絵「売薬版画」
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主な展示資料
「俳諧画讃百類集 一〜三」(個人蔵、高岡市立中央図書館蔵、当館蔵)
「天朝墨談」(富山県立図書館蔵)
「韻学挙要」(富山市立図書館蔵・山田文庫)
「八重すさひ」(当館蔵) ほか |
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会期 平成26年2月1日(土)〜 4月13日(日)
会期中の休館日 3月10日(月)
開館時間 9時〜17時(入館は16時30分)
観覧料 一般200円(160円)、小中学生100円(80円) ( )内は20名以上の団体料金
※土・日曜、祝日は中学生以下無料。
※この料金で常設展もご覧いただけます。
平成26年4月1日から料金を改定します。
一般210円(160円)、小中学生100円(90円) ( )内は20名以上の団体料金
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展示解説会 2月23日(日)、3月16日(日)、4月6日(日)
各日 午後2時より
場所 郷土博物館展示室
申込不要・参加無料(入館料が必要です)
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チラシ表 / チラシ裏 |