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| 各藩主墓前の拝所・参道の左右に置かれた花崗岩製大型燈籠で、各墓4から12基計56基があります。
測定は、各墓4から8基計54基を対象とし、笠・中台・竿の計測を行いました。
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全体の傾向は、最大値6.29×10-3SI、最小値0.05で、0.1から3未満の範囲に94％が含まれます。四代・十代の一部に5以上の大きな値があります。これを除いた平均値は1.67です。
八代墓から十代墓においては1未満の値を示すものが主体となります。
各藩主墓前燈籠におけるヒストグラム(度数分布)を比較すると、初代から七代・十一代は1以上3未満にピークがあり、九・十代は1未満のものが多くなります。八代は両方の値を示しています。 |
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| 以上のことから、石材は八代を境に変化しますが、十一代は再び七代以前の傾向に戻ることがわかりました。 |
| （古川） |
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7.墓所石造物の帯磁率調査
