現役Jリーガーによる「子ども」支援プロジェクト事業 アスリートが地域貢献できる活動をひとつでも多く

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ページ番号1004866  更新日 2023年1月6日

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令和2年度公募提案型協働事業である『現役Jリーガーによる「子ども」支援プロジェクト アスリートが地域貢献できる活動をひとつでも多く』(実施団体:Pono Familie)の事業実績をお伝えするページです。

オンライン子供ミーティング

子供たちを対象に「アスリートおやつづくり」と題して栄養満点で
身体によいおやつづくりを実施するプログラム。
ゲストにスポーツ公認栄養士を招いて、楽しみながらオンラインで料理をした。

アスリートによる運動機会提供(略称:アストレ)

実際にアスリートが取り組むトレーニングを体験できるという子供たちに
とっては貴重な時間の提供。毎回、それぞれの分野のプロを外部講師として招いて開催した。(オンライン)

ボール遊び教室 With SDGs活動

公園や体育施設でボール遊び教室の活動を行う。回を追う毎に参加人数が増えた人気イベントとなった。

※各活動の実施概要(実施スケジュール)は次の添付ファイルをご覧ください。

実績報告書

協働事業名

現役Jリーガーによる「子ども」支援プロジェクト

アスリートが地域貢献できる活動をひとつでも多く

実施団体名
Pono Familie
担当課名
スポーツ健康課(教育センター)
事業目的
私たちの団体において掲げる課題は二つである。まず一つ目に地方創生という言葉をよく耳にすることは増えたが地域に密着した活動をアスリートがしているという具体的な活動につながる事例を一つでも増やすことが使命であり、課題である。二つ目に、富山における不登校児は増え続けていることである。
私たちの活動では、全てを富山に根付いた「子ども」に対する、富山発信の子どもに向けた活動をすることで、アスリートのコミュニティーを形成していくとともに、子どもに向けた地域貢献を目的とする。
事業内容

オンラインでの子供ミーティングでは、「アスリートおやつづくり」と題して、スポーツ公認栄養士の資格をもつ講師に毎回栄養満点のおかしづくりを教えてもらいました。常に身体づくりを考えるスポーツ選手が合間で食事の大切さを伝えることで、子供達の「食」に対する意識を変えることを狙いとした。
アスリートによる運動機会の提供では、コロナウイルスの影響も大きく起因し、オンラインでのサービス提供が軸となった。そこで全国から様々な分野の専門講師をゲストとして招き、普段トップアスリートに指導しているようなトレーニングをベースとして、子供たちへのオンラインレッスンを展開した。子供たちにとっては新しい知識であることはもちろんのこと、その親御さまにとっても色々な知識を吸収してもらえる場となった。

ボール遊び教室は、普及段階にある新しい形の運動機会提供の場である。実際の参加者においても未就学児から小学校中学年までが主となるイベントとなった。ボールあそび教室のベース知識は「*(注1)バルシューレ」を採用するが、単なる運動機会の提供に留まらず、脳科学に基づいたプログラム構成による神経系の発達も期待できる。また子どもたちの運動能力の向上だけでなく、まずは純粋に身体を動かすことの楽しさを伝える取り組みとなった。誰もが親しめる幅広い運動機会の提供を軸としているが、将来的には富山から様々な種目におけるトップアスリートを育てる基盤となる活動の位置付けに発展させていくことを目指す。同時に、活動に関わる富山大学所属の学生への専門資格の習得から実践までをこの教室を通してサポートする。学生には、具体的な指示を単に実行してもらうのではなく、毎回の参加者を考慮して、実施するメニューなどを考えてもらうことで能動的な活動となった。

*(注1)…バルシューレは脳科学に基づいたドイツ発祥のボールゲーム指導プログラム。そのコンセプトは1996年にドイツのハイデルベルク大学スポーツ科学研究所のクラウス・ロス教授によって開発された。全てのプログラムは科学的に構成されている。

団体が担った役割
  1. 全ての子供たちに対して、アスリートのみならず、広く富山市内における支援に積極的な人材を常に募ること。
  2. また支援に積極的な人材に対して、プロジェクトを積極的に任せるだけではなく、本団体の人材がアドバイザーとして連携することで将来を担う人材育成に繋がる役割を担うこと。
  3. アスリートコミュニティーを管理し、富山から他に展開できる模範例となるコミュニティーづくりをするための運営機能を担うこと。
  4. 会員をはじめ、関わる人材のSNSで活動を広く発信すること。
  5. 不登校児支援活動及びボール教室に関わる企画及び運営機能の役割を担うこと。
市が担った役割
  1. 上記の活動に興味関心を持つ、地域人材の広報活動への協力
  2. 富山市内における各学校への体験活動告知への協力
協働による効果
富山市管轄の施設のことを指南していただくだけでも私達にとっては新たな知識であった上に、様々な部署の方と携わることができたこと自体が今後も活動を継続していく上でプラスとなる経験でした。

担当課からのコメント

団体との協働を通して、行政にはない専門的な知識や、人脈を活かした事業を実施した。このような事業を市や団体が単独で行うよりは、今回のように協働して行うことで、スムーズに事業が実施できたと考える。

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市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
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