富山市総合防災訓練(2022年10月8日)
富山市総合防災訓練が行われました
[1]婦中スポーツプラザグラウンド・鵜坂小学校で、大規模地震を想定した「富山市総合防災訓練」が3年ぶりに行われました。約40の関係機関、約700人が各種訓練に取り組みました。 初期消火訓練では、地域住民が水消火器を使って消火活動を行いました。
[2]倒壊建物救助訓練では、地震により倒壊した建物内に逃げ遅れた要救助者がいることを想定し、情報収集や人命救助を実施しました。情報収集では、ドローンを用いて上空から倒壊建物の調査を行いました。
[3]水道管応急復旧訓練では、地震発生により、水道管が各所で破損し、断水となることを想定し、模擬的に排水管の切断や接続などの修理を行いました。
[4]孤立集落孤立者救助訓練では、孤立集落で取り残された孤立者がいることを想定し、グラウンドの中央でヘリコプターで孤立者を吊り上げ、救出しました。
[5]災害救助犬による負傷者捜索訓練では、倒壊した建物に生き埋めになった行方不明者がいることを想定し、捜索する訓練を行いました。救助犬は、行方不明者役の職員を匂いで見つけると走って近づき、吠えることで行方不明者の存在を知らせました。
[6]避難所へ避難した住民や災害支援活動従事者に食料を供給するための炊き出し訓練では、白米を湯煎調理できるビニール袋を用いて炊飯し、訓練の参加者へ配布しました。
[7]楽しみながら防災に触れることができるよう、「はしご車乗車体験」などの体験コーナーもありました。雨天で足元の悪い中でしたが、多くの子どもたちが興味津々な表情で参加していました。
[6]訓練終了後、藤井市長は、「経験していないことをいざ実践しようと思ってもなかなかできるものではありません。訓練などを通して災害対応の経験を重ねていくことが大切であり、防災意識の向上にもつながります。」とあいさつしました。
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