河川・水路の整備

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ページ番号1006955  更新日 2022年12月28日

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現況と課題

河川の整備

富山市は、全国有数の急流河川である常願寺川と神通川の流域に位置し、古くから大水害にみまわれてきました。このため、「水害に強く、安心して住めるまち」が市民の強い願いでした。『川』は、市民生活と密接な関わりを持ちながら、富山市の風土や文化の醸成に大きく寄与していました。
現在、富山市では、市内の一級河川と二級河川、また、市管理河川(準用河川含む)について、国・県が一体となり、それぞれの特性を生かしながら、まちづくりと密接した「川づくり」を進めています。

河川には、治水・利水の機能だけではなく、多様な自然環境や水辺空間を生かした憩いの場や地域の文化を育む場としての役割が求められています。特に、都市部の中小河川は都市化の進展とともに雨水の流出形態が変化したことにより、治水安全度が低下している状況にあり、早期の整備が望まれています。また、都市の防災機能を確保する空間や身近なうるおいの空間としての整備も求められています。さらに、都市型の浸水被害に対応するため、雨水貯留浸透などの下水道整備と連携した総合的な雨水排水対策を実施する必要があります。

水路の整備

郊外部の宅地化の進展に伴い、市街化区域内の水路の改修に対する要望が増えているため、計画的・効率的に整備を図る必要があります。

施策

  1. 1・2級河川の整備促進
    • 都市内の1・2級河川を都市の重要な構成要素としてとらえ、河川の持つ防災機能や環境空間などを活用した良好な河川整備を推進し、都市の安全性・防災性、都市環境の向上を図ります。
    • 地域の独自性を生かした河川環境整備を推進するため、地域の住民が河川を自分たちのものとして考え、主体的に河川にかかわり活動できるよう支援します。
  2. 準用河川の整備
    • 流域の浸水被害の解消を図るため、緊急性の高い準用河川の早期整備を図ります。
  3. 排水路の整備
    • 市街化区域内などの排水路で、浸水箇所の解消と生活環境の改善のために、緊急性の高い箇所から整備を行います。
    • 市街地の火防水路の再築を図り、防災及び雨水対策の都市施設として、また、冬期間の流雪溝としての活用も考慮しながら整備を図ります。

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このページに関するお問い合わせ

建設部 河川整備課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2221
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。