富山市では、平成14年4月に本庁舎において環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、環境負荷の低減に取り組んできました。
また、「地球温暖化防止実行計画」により、事務事業に伴う温室効果ガスの排出削減に取り組んできており、さらに「環境基本計画」に基づき、環境施策の総合的かつ計画的な推進を図っております。
これらの計画を効率的・効果的に管理運用していくため、本庁舎環境マネジメントシステム(ISO14001)で培ったノウハウを活かし、本市独自の環境マネジメントシステムを構築し、平成19年4月から運用を開始しました。(これに伴い、ISO14001の認証登録は平成19年3月31日をもって終了しました。)
(2)富山市環境マネジメントシステム組織図 (71kbyte)
富山市では、一事業者としての社会的責任を明確にするとともに、環境施策を総合的かつ計画的に推進するために、市役所本庁舎において環境マネジメントシステムを構築し、環境負荷の低減に取り組んでいます。
平成13年4月から市役所本庁舎で実施されている事務事業を対象として、国際規格であるISO14001の認証を取得するための準備を進め、平成14年4月に認証を取得しました。
富山市役所本庁舎のシステムは、市長を環境管理総括者とする環境管理推進組織を組織し、市長が策定した環境方針に基づいて環境目的・目標を定めて実行し、定期的な監視測定と組織的な見直しにより本庁舎の事務事業が環境に与える影響を継続的に改善するものです。
*「ISO」とは
ISOは国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称であり、円滑な商取引や貿易のために1947年に設立された非政府間国際機構です。世界共通の規格・基準を一万以上設定(例 フィルム、ネジ、乾電池など)しています。
*「ISO」とは
ISOが定めた環境マネジメントシステムの国際規格です。
*「環境マネジメントシステム」とは
環境マネジメントシステムは一般的に「PDCAサイクル」と呼ばれ、1.Plan(計画)2.Do(実行)3.Check(点検)4.Action(見直し)のサイクルを繰り返すことによって、組織全体で環境への取り組みを実践し、継続的な改善を図るシステムです。
*「環境マネジメントシステム」に取り組む意義
(1)環境配慮についての社会的な責任を明確にする
(2)行政施策の効率的な運用や経費の削減効果
(3)職員の環境意識の向上
(4)市民や事業者への波及、啓発効果
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