【大黄牡丹皮湯】
(ダイオウボタンピトウ)

 駆お血剤の中で、もっとも実証の薬方であり便秘、小腹急結などが著明であるものに用いられ、瀉下によって下半身の諸炎症を消退させる。
[構成生薬]  大黄、桃仁、牡丹皮、芒硝、冬瓜子
[適 応 症]  子宮筋腫、子宮内膜炎、卵巣炎、卵巣機能不全、卵管炎、月経不順、血の道、更年期障害、乳腺炎、その他婦人科系疾患、お血による各種出血、 脳出血、膠原病、高血圧症、動脈硬化症、心臓弁膜症、静脈瘤、循環器 系疾患