【紫雲膏】
(シウンコウ)

 比較的体力の低下した人で、分泌物の少ない皮膚疾患や外傷などに用いる。
[構成生薬]  ゴマ油、紫根、当帰、ミツロウ、豚脂。
[適 応 症]  火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷。
 配置薬での適応は、ひび、あがきれ、しもやけ、ただれ、軽度の外傷、火傷、痔の痛み、痔による痛みには乙字湯を併用すると良い。傷が化膿しているときには抗生物質軟膏などを用いる。