| 【牛黄】 |
| (ゴオウ) |
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牛黄はウシ(牛)の胆嚢または胆管中に、病的に生じた結石である。形状は大小、球形、卵形、三角錘状をなし径は1〜3cmで、黄褐色〜赤褐色、軽質で砕けやすい。品質は産地で異なり、オーストラリア産が良質で、ついで北米、南米、ヨーロッパ、インドの順とされる。 |
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| [薬効] | 鎮痛、解熱、解毒薬で不老長寿の薬とされ、日本では脳溢血、中風や高血圧症に用いる。 | |
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| [成分] | コール酸、デスオキシコール酸やアミノ酸と結合したクリコロール酸、タウロコール酸や胆汁色素のビリルビン、ビリベルジンなど各種含有する。 | |