【マタタビ】 |
(木天蓼) サルナシ科 |
猫の万病薬として知られる。雌雄異株のつる性落葉植物。夏、ウメに似た純白の花を下向きにつけ花の時期に葉の先が、半分だけ白く変色する。花の小房に小さな昆虫が産卵するとこぶ状になりこれが生薬となる。 | ![]() |
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[生薬] | 木天蓼:10月に果実を採集し、湯通しをして天日乾燥する。麻酔性の香りがあり、味は辛くて酸味がある。 | |
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[薬用] | 神経痛、腰痛、リウマチなどに粉末1回1gを3回服用する。民間では、つるや葉を浴湯料として用いる。 | |
[成分] | イリドミルメシン、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトンのほか鎮痛効果のあるアクチニジンを含む。 | |
[栽培] | 多少の湿気があれば土質を選ばず、挿し木によって何時でも簡単に苗を取ることができる。猫に発見されない所で栽培したほうがよい。 |