【オオニンニンク】 |
(大蒜・タイサン,膀蒜・コサン) ユリ科 |
中国原産で畑に栽培される多年草。鱗茎は白色で6〜10個の小鱗茎からなる。葉は長披針形で巻き曲がり、夏、直立した円柱形の花茎を出し、高さ60cmとなる。 |
![]() ![]() |
|
[生薬] | 大蒜(タイサン)は、オオニンニクの鱗茎で、車輪状に小鱗茎を6〜10個つける。特異の悪臭を有し辛味が強い。 | |
---|---|---|
[薬用] | 健胃、発汗、利尿、去たん、整腸、殺菌、駆虫等に1日量粉末0.5〜1.0gを服用する。 | |
[成分] | 鱗茎中アリインを含み、これが共存の酸素アリナーゼで分解して強臭刺激のある油状のアリシンを生じる。その他アリルサルファィドを含む。 |