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海洋ごみは、海の景観を損なうだけでなく、生物や環境に大きな影響を及ぼしています。
環境省の調査によると、富山湾の漂着ごみの約8割は、陸域で発生し、河川などを通じて海に流出しています。海洋ごみ問題は、私たちの日常生活と密接な関係にあるのです。市では、オイルフェンスの設置や小学生への特別授業などの啓発活動を通じ、海洋ごみ対策に取り組んでいます。
富山県のほとんどの海岸で海洋ごみが確認されています。環境省の調査によると、その量は1年間に1,800トン(ごみ収集車450台分)です。陸から海に流れ出たごみは、漁船の網に引っかかったり、きれいな海岸を汚したりして、私たちの生活にも悪影響を与えます。
また、海を漂うプラスチックは、海の生き物にも影響を与えます。太陽光や波で細かく砕けた5mm以下のプラスチックはマイクロプラスチックと呼ばれ、回収困難な状態で海を漂流します。鳥や魚がエサとして間違えて食べてしまうこともあり、マイクロプラスチックを取り込んだ生き物を人間が食べてしまうことで、人体への悪影響も懸念されています。
市では、河川にオイルフェンスを設置することで、河川に流れるごみの種類やその割合を調査・分析しています。今年度は、6~8月の2カ月間がめ川に設置しました。調査では、41.79kgのごみが回収され、その内約50%がプラスチックごみでした。河川に直接捨てられたもの以外に、道路に捨てられたものが雨風により河川に流れたり、屋外のごみ集積所のあふれたごみが十分に管理されないまま川に流れたりした可能性もあります。また、これらのごみは最終的に海にまで流れ込み、海洋ごみになります。

日本財団との連携協定に基づく海洋ごみ対策の共同事業として、今年度は、7月から9月までの期間に、路面電車のラッピングや富山駅構内でのバナーフラッグの掲示などを行い、市内外の人々に海洋ごみ削減の啓発活動を実施しました。
海洋ごみ問題を身近に感じてもらうため、「海洋ごみに関する小学生への特別授業」を令和3年度から実施しています。オイルフェンスの見学や岩瀬浜のごみ拾い、校区内に落ちているごみの調査を行うことで、陸域から河川を通じ多くの海洋ごみが流れ出ていることを児童たちに実感してもらいました。
オイルフェンス見学
岩瀬浜でマイクロプラスチックを探す様子
校区のごみを調査
調査で回収したごみ
回収したごみを分類
家の外に置いていたものも飛ばされて川に流されることがあるので、軽いものは外に置かないようにしたり、飛ばされにくいところに置いたりしてみようと思いました。

海はボランティアさんが清掃した後でもごみがすぐ流れてきてどんどん汚くなっていくので、ポイ捨てをしないようにして、きれいな富山湾を作りたいです。

海にはたくさんゴミが落ちていたことを知りました。海に行くときはごみを見つけたら拾いたいと思います。

人間がたくさんのごみを捨てていて、それが原因で動物が死んでいると知ったので、もっと海を守っていきたいです。

海洋ごみの削減には、一人一人の心がけが大切です。環境問題に関心を持ち、日常生活でできる身近なことから積極的に取り組みましょう。
