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これからの季節、気温や湿度が高くなると、熱中症発生リスクが高くなります。
いざ自分や身近な方が熱中症にかかると、落ち着いて対応することが難しいものです。
熱中症を正しく知って、早めに対策を始めましょう。
体温の上昇と発汗などによる体温調整機能のバランスが崩れ、体に熱がたまってしまう状態をいいます。
熱中症を引き起こす条件は、「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。
熱中症は重症化すると死に至ることもあります
予防法を知り、実践することで発症を未然に防ぎましょう
通気性の良い、吸湿・速乾性のある衣類を着用しましょう。保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やすのもおすすめです。
のどの渇きを感じたら、既に脱水が進行しているサインです。のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分・塩分を補給しましょう。
室内では扇風機やエアコンで温度調節したり、直射日光を遮るために、すだれやカーテンを活用したりして、涼しく過ごせる環境を整えましょう。
外出する時は、日傘や帽子を着用し、日陰に入るなどして、こまめに休憩しましょう。
人間の体は、暑い環境での運動や作業をはじめてから体が慣れるまで3~4週間ほどかかります。例えば、1回30分程度のウオーキングを週5回行うなどして、暑さに体を慣らしましょう。また、バランスの良い食事や良質な睡眠で体調を整えましょう。
気温・湿度や自身の体調を見ながら、無理のない範囲で取り組みましょう
めまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り など
頭痛、吐き気・嘔吐、体がだるい、力が入らない など
そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅しましょう。
ただし!
意識がない、けいれん、呼びかけへの返事がおかしい など
※呼びかけへの反応が悪い場合は無理に水を飲ませない。
効果的に体温を下げるには、首、腋の下、太腿のつけ根を集中的に冷やしましょう。氷のうがなければ、自動販売機などで買った冷たいペットボトル飲料やかち割氷などでも代用できます。
熱中症警戒アラートは熱中症の危険性が極めて高い環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に、熱中症特別警戒アラートは14時頃に翌日分が発表され、テレビやSNSなどを通じて発信されます。
不要不急の外出は控え、どうしても外出しなければならない場合は、暑い時間帯を避け、短時間で用事を済ませましょう。
熱中症のリスクが高い高齢者や乳幼児に積極的に声かけし、こまめな体調確認と水分・塩分補給、エアコンなどの使用を促しましょう。
市では、熱中症特別警戒アラート発令時に暑さをしのぐ場所を「クーリングシェルター」として指定しています。
また、アラートの有無に関わらず快適に休憩できる民間施設などを「涼み処とやま」として開放しています。
詳しくは、ホームページ(No.1015473、No.1015474)へ。
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」、環境省「熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp)」