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海洋ごみは、海の景観を損なうだけでなく、生物や環境に大きな影響を及ぼしています。
環境省の調査によると、富山湾の漂着ごみの約8割は、陸域で発生し、河川などを通じて海に流出したものです。海洋ごみ問題は、私たちの日常生活と密接な関係にあるのです。
市では、オイルフェンスの設置や小学生への授業などの啓発活動を通じ、海洋ごみ対策に取り組んでいます。
市は平成31年3月に日本財団と海洋ごみ対策に係る連携協定を締結しました。令和元年度からは河川や農業用水において「網場」や「オイルフェンス」を設置し、ごみ回収調査を行ってきました。
今年度は、がめ川にオイルフェンスを設置し、海洋ごみ問題の啓発に活用しています。これまでの実施結果は市ホームページ(No.1011268)をご覧ください。
海洋ごみ問題に、より興味・関心を持ってもらうため、「海洋ごみに関する小学生への特別授業」を令和3年度から実施しています。
今年度は、浜黒崎小学校・水橋中部小学校・大広田小学校・大久保小学校を対象に授業を実施しました。1回目の授業ではオイルフェンスの見学や岩瀬浜のゴミ拾い、2回目の授業では自分たちの校区内に落ちているゴミの調査を行うことで、陸域から河川を通じて多くの海洋ごみが流れ出ていることを児童たちに実感してもらいました。
海洋ごみについて学べるカードゲームや身の回りのごみ問題について市民が語り合うワークショップを令和6年7月に開催しました。
オイルフェンスの見学やカードゲームを行い、海洋ごみについて親子で考えることができるバスツアーを令和6年8月に開催しました。
日本財団との連携協定に基づく海洋ごみ対策の共同事業として、今年度は9月に路面電車のラッピングや富山駅構内でのバナーフラッグの掲示などを通じて、市内外の人々に海洋ごみの削減をPRしました。
海洋ごみのコーナーでは、海洋ごみ問題や富山市の取り組みに関するパネル展示を行います。