5月31日は世界禁煙デー

　5月31日（金）～6月6日（木）は「禁煙週間」です。この機会に「たばこ」について考えてみませんか。
　禁煙すると、心臓発作や、咳（せき）や痰（たん）などの呼吸器症状（感染症を含む）の危険性が低下すると明らかになっています。

お問い合わせ保健所地域健康課電話:428-1153

COPD（慢性閉塞性肺疾患）をご存じですか

　COPDは、主に喫煙が原因で発症し、肺や気管などの機能が低下する病気で、死亡リスクもあります。特に、40歳以上で、喫煙歴が20年以上の方は、注意が必要です。咳や痰が長引く、息切れしやすいなどの症状がある場合は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

　市内には、禁煙治療ができる医療機関が52カ所あります。また、薬局でも禁煙の相談ができます。医療機関の一覧は、市ホームページ（No.1004415）の「禁煙運動推進マップ」に掲載しています。

　受動喫煙を防ぐために、さまざまな施設で「原則屋内禁煙」が義務となっています。どんな施設にも安心して入ることができる社会を目指しましょう。

　市では、「富山市健康プラン21（第2次）」で、喫煙に関する取り組みや調査を行いました。

　令和3年度に調査した結果、喫煙率・受動喫煙率ともに、低下傾向でした。
　しかし、「周りの人が吸っているたばこの煙を吸うことがある」と回答した中学生の割合は47.3％で、市内中学生のおよそ2人に1人が、受動喫煙がある状況でした。

　今後も市民の皆さんが健康に過ごせるよう、目標達成に向けて、取り組みを続けます。