【広報とやま 令和5年(2023年)5月5日号】
G7富山・金沢教育大臣会合(5月12日(金)~15日(月))公式サイドイベント
G7富山・金沢教育大臣会合に先立ち、富山県と石川県の中高生が、自分と社会のよりよい未来に向けて自分たちができることについて世界へ発信しました。
こどもサミットは3月19日、パレブラン高志会館(千歳町)と金沢市文化ホールの会場をオンラインでつなぎ、共同開催しました。富山市内全中学校の代表25人と県内の高校生代表5人、金沢市の中学生24人が参加。この日のために、生徒は事前学習会やオンラインでの意見交換を通して、どんな未来を創り、そのために何ができるかを考えてきました。
当日は、グループで話し合ったことや日頃の取り組みを発表し、富山・金沢の生徒たちが互いに感想を伝えました。宣言書は、両会場の生徒で順番に読み上げ、拍手で採択されました。
13日の教育大臣会合では、こどもサミットに参加した生徒の代表が、各国の閣僚に宣言書を渡し、意見交換を行う予定です。
5つのグループに分かれて発表する生徒
宣言を読み上げる金沢会場の様子(中継)
力強く発表した富山会場の皆さん
文部科学省大臣官房国際課の
今回、他校の人達とこれからの社会について考え、話し合う機会を得たことに感謝します。私たち一人一人の行動がSDGsなどの世界や未来に向けた目標の達成に繋がっていることに気付かされました。これからも、自分に何ができるのかを考え、一歩ずつ勇気をもって行動していきたいです。
(城山中学校
人とのコミュニケーションを大切にすることや資源を無駄遣いしないことなど、小さなことから行動に移していくことが大切だと感じました。普段、学校の枠を越えて同世代の人達と意見を出し合う機会はあまりないので、よい経験となり、成長につながったと思います。
(山室中学校
誰も予想しえなかったコロナ禍や今なお世界各地で続く争い、めざましい技術発展など、未来を予測することがより難しくなった時代にあっても、誰もが幸せを感じながら、社会全体がよりよい未来に向かって進んでいくために、次のように行動していくことをここに宣言します
これらの取り組みを、この富山・金沢の地から世界に向けて発信し、幸せなよりよい未来を創る主人公のひとりとして、取り組んでいきます。
G7富山・金沢教育大臣会合にお集まりいただく大臣の方々にも、私たちと共によりよい未来を創っていただくことをお願いします。
G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7カ国が参加する枠組み)の教育担当大臣とEU(欧州連合)の教育担当委員などが出席し、国際社会が直面する主要な教育問題に関する意見交換を行います。
これまで国内で開催した閣僚会合で、複数自治体による共同開催は初めてです。今回は、5月12日(金)・13日(土)に富山市で、14日(日)・15日(月)に金沢市で開催します。
お昼休みに、富山駅前や城址公園周辺の美化活動に参加しませんか。
※詳細は、市ホームページ(No.1005385)をご覧ください。
開催期間中、環状線の『国際会議場前』停留場では乗降できません。
※他の停留場は通常どおり利用できます。
富山地方鉄道
ホームページ
※詳細は、ホームページをご覧ください。
5月12日(金)12:00から13日(土)終日まで、城址公園内への立ち入りができません。それに伴い、次の施設が利用できなくなります。
※まちなか観光案内所は利用できますが、乗馬と餌やり体験を中止します。
※城址公園地下の駐車場は利用できますが、エレベーターを使用して公園中央に出ることはできません。
富山県警ホームページ
テロ対策を実施しています。「いつもと違う」「なにかおかしい」と思ったら、すぐに110番通報をお願いします。
※開催期間中は、会場周辺で混雑が予想されます。交通規制区間など詳細は、ホームページをご覧ください。
G7富山・金沢教育大臣会合の詳細は、県のホームページや、市ホームページ(No.1011853)をご覧ください。