【広報とやま 令和4年(2022年)10月5日号】
北欧フィンランドでは、デザイナーが手がけたガラス製品の中でも、芸術的志向の高い製品を「アートグラス」と呼びます。
本展では、彼らが自ら「アートグラス」の名のもとにデザインし、職人との協働作業によって制作した、1930年代から今に至る作品約140点を展示します。
各時代、彼らのガラスへの信条と挑戦、プライベートな想いを垣間見ることができる機会です。どうぞお楽しみください。
グンネル・ニューマン
《ストリーマー[GN18]》1947年
マルック・サロ
《缶詰のフラワーパワー》2009年
ムーミンの物語に登場する食べものに焦点をあて、挿絵などの特別展示品を用いてコンヴィヴィアルの意味を探ります。
コンヴィヴィアル(convivial)とは、「ごちそう」や「共生」、「心地よいこと」を意味します。
今回は個人コレクター所蔵の幻の手作りフィギュアやムーミンの食器なども展示されます。素朴だけれども豊かな自然の恵みがある、ムーミン流の楽しみ方をご覧ください。
ティモ・サルパネヴァ
《カヤック[3867]》1954年
カイ・フランク
《アートグラス、ユニークピース》1966年
ヨーナス・ラークソ
《リコリスみたい》2012年、2013年
すべてコレクション・カッコネン所蔵 撮影:Rauno Träskelin
※展示室への入場は本展観覧券が必要。
※関連イベントは都合により中止、変更となる場合があります。最新の情報はホームページ(https://toyama-glass-art-museum.jp/)を確認してください。