11月は「児童虐待防止推進月間」
ストップ!児童虐待
子どもを虐待から守るのはあなたです

189(いちはやく)
「だれか」じゃなくて「あなた」から

(令和3年度「児童虐待防止推進月間」標語)

画像:親子

子どもへの虐待とは

 本来子どもを守るべき保護者(親や親に代わる養育者)が、子どもの体や心を傷つけることをいいます。

身体的虐待

  • なぐる、蹴る、首を絞める、激しく揺さぶる
  • やけどを負わせる、溺れさせる
  • 戸外に閉め出す など

ネグレクト(養育保護義務の拒否・怠惰)

  • 食事を十分に与えない、入浴させない
  • 極端に不潔な環境の中で生活させる
  • 病気になっても病院に連れて行かない
  • 家や自動車の中に放置して出掛ける など

心理的虐待

  • 脅迫したり、暴言を吐いたりする
  • 無視したり、拒否的な態度をとる
  • 目の前でDV(ドメスティックバイオレンス)を見せる
  • きょうだい間で差別的扱いをする など

性的虐待

  • 性的ないたずらや、性的行為を強要する
  • わいせつな写真の被写体になることを強要する など

体罰などによらない子育てのために

 児童福祉法には、体罰の禁止が明記されています。
 子育て中の方だけでなく、周囲の方も理解し、体罰などによらない子育てを応援し、広げていくことが大切です。

次のポイントを心掛けながら、子どもに向き合いましょう

  • 子育てに体罰や暴言を使わない
  • 子どもに恐怖心を与えない
  • イライラが爆発する前にクールダウンする
  • 育児の負担を一人で抱え込まずに、周りにSOSを出す
  • 子どもの「イヤ」は成長の証、子どもの成長を応援する

子育てに悩んだりすることはありませんか?

 子育ては楽しいことばかりではなく、つらいことや大変なこともあります。
 こども健康課(市役所3階)、子育て支援センター、各保健福祉センター、保健推進員、民生委員・児童委員など、あなたの周りには身近な相談相手がたくさんいます。困ったときは、ひとりで悩まず、気軽に相談してください。

子どもを虐待から守るためには

 子どもの様子がおかしいなど「虐待かも」と思ったら、迷わずに連絡してください。

Q.もし、連絡した内容が間違っていたら?

 責任を問われることはありません。あなたのその連絡が、子どもを救う手掛かりになります。

Q.連絡を受けたらどのような対応をするの?

 市または児童相談所の職員が、対象となる子どもの安全を確認するための調査を行い、保護者の相談にも応じます。

画像:児童相談所全国共通3桁ダイヤル 189
イラスト:クローバー

虐待かもと思ったら

  • お住まいの地域の児童相談所につながります。
  • 連絡は匿名で行うことも可能です。
  • 連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。

※通話料は無料です。
※一部のIP電話からはつながりません。

問い合わせ
  • こども健康課 電話:443-2038
  • 各行政サービスセンター地域福祉課
    大沢野(細入) 電話:467-5830 大山 電話:483-1214
    八尾 電話:455-2461 婦中(山田) 電話:465-2114
  • 富山児童相談所 電話:423-4000